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卒論

10数年前までは、
夜ふかしをして小説を読んだり
漫画を読んだりと
活字中毒でした。

一時期、
全く文字が読めなくなった時期があり
丁度、卒論執筆真っ只中

研究論文を読んでも
まず、文字が頭に入ってこない
だから、内容も分からない

あの頃、
こんなことがあるのかと絶望を
感じたのでした。

その状況が、
徐々に回復していったとは言え
長い間つづき

私の中から、
活字中毒という単語は消えてしまいました。

気を抜けば、
前日に読んだ小説の
情景が思い浮かぶ 
そんなことも なくなり
寂しさを 感じているところです。

無事に、出来上がった卒論も
結局、何をどう書いたのか
記憶の彼方

大学生活も
微かに記憶が あるばかり

最近、
昔の懐かしい記憶が
気づくとなくなっていることに
驚きを隠せません。

そんな中、
微かに残る記憶は
この広い世界で
確かに
繫がった
方々と


未だに
続いてる
ご縁を感じる
そんな ワンシーン

まさしく、
選び抜かれた
卒論

各ステージでの
確かな 人との
つながり

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