再会?
「そのメガネ、mikli(ミクリ)ですよね」
第一声が、これだった
初めましての ごあいさつも
自己紹介もすっ飛ばして
このセリフが彼女から発せられたときは
正直 面食らった
よくよく事情をうかがうと、このメガネをあつらえた店で
彼女は働いていた、というのだ
記憶の糸をたどってみる
mikliをあつらえた直後に届いた
theo (テオ) のトランクショウのDM
トランプをデザインしたカードに
お氣に入りのメガネをかけたスタッフの顔が
印刷されていて…
あっ😳おひとりだけいらした女性のスタッフ‼️
同じ空間にいても、全く知らなかった者同士が
別な場所で出会う
不思議なご縁
初めて会ってから、かれこれ1年
その日は珍しく
ゆっくりと落ち着いて話ができていた
彼女が
万年筆を使って手紙を書く
のだと話してくれた
ライブのときに「推し」に渡すのだ、と
万年筆🖋と聞くと
自動的にスイッチが入ってしまうようだ
氣がつけばkakuno のMをオススメしていた
「ウチで一番 氣立ていいんです」と
あまりの圧に圧倒されたのか
翌週会ったときに
カクノファミリーとコンバーターが
彼女のバッグから姿を現した
「推し」のカラーがオレンジと聞いたとき
藍濃道具屋の燈塔が浮かんだ
試筆してもらって、色の確認をとる
ついでに、色んなインクを飲ませた万年筆たちを
どんどん手渡して試筆してもらう
「万年筆のインクって、ホントに色とりどりなんですね」
ええ、ええ
色もさまざま、香り付きのものまである
百花繚乱 インクの花が咲き乱れる
試筆しながら彼女がポツリともらしたひとことを
アタシは聞き逃さなかった‼️
「他のメンバーの色もいりますね…」
はい、まいどあり〜🤭
カクノファミリーはあと4色ありますのよ〜ん😊
📝つむぎの ひとこと ふたこと🖋
「早く5年生になりたかった」
小学校時代の筆箱の話で盛り上がっていたときに
ネパール人の友人がぽつりと言った。
理由を尋ねると
「ペンを使ってよくなるから」と。
「ボールペン?」
「fountain pen」
学校で万年筆を使えるのが、5年生なのだ、と。
大人になった氣分を味わえる、夢の筆記具だったようだ。
シャーペンですら禁止だった私たちとは雲泥の差。
うらやましい限りである。