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果たして本当に鈍感なのか?

自分は鈍いと思っていた
運動もできないし
空気も読めない
鈍感な人間だと思って生きてきた

でもそうじゃないのかも知れない
繊細で感受性が豊かなのかも

最近はすぐ涙が出る
エッセイを読んでは涙し
空の美しさに目頭が熱くなる

「今、ここに生きている」
「今、ここに私という存在が在る」

そのことがいかに尊くて素晴らしいことかと思いを馳せる

そんな人間を「鈍い」とは呼ばないのではなかろうか
と思ったのである。

繊細さとは程遠いところにいる人間だと思っていたけど
案外私の近くにあるキーワードなのかもしれない。

そう思うと、他のことでもそのようなことがあるかもな。
自分には無関係と思っていた要素が
自分を構成する一つのピースである
といったようなこと。

それを探すのも面白いな。

うん、人生はやっぱり面白い。

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