朧げ日誌 2022/02/11(金)
この日の分、書いたと思っていたけれど、下書きが見つからないので、実際には書いてないか、あるいは誤って削除したか。どちらなのか全くわからないところがすごい。(笑) でも、多分前者。
埼玉県立近代美術館に行ったのは、確かにこの日だったと思うけど、、、、
モバイルSuicaの履歴を見たら、この日の、家と美術館それぞれの最寄駅の往復の履歴があった。間違いなく、この日のはず。
この美術館には何度も来ていたのに、何もかもぼんやり観ていたものだから、(この美術館の)設計者が黒川紀章さんだったことも存じ上げませんでした。
展示パネル等を見ていて、中銀カプセルタワービルを発見し、学芸員のお姉様に「中銀カプセルタワービルのホントの部屋がこの美術館にあるんですか?」とガチ質問し、「はい、お庭にありますよ!」と教えてもらって観に行きました。
このあいだ、あのタワーが取り壊しになることがテーマのドキュメントを、確かNHKで放送されていたのを観たばかりでした。自分はふだん、他人の不幸に、とても強い共感を持つ方ではないけど、あのタワーに住んでた人は、取り壊しを告げられて、引っ越し先を決めなくちゃとか現実的なことは置いといても、どんな気持ちになったか、あるいは居住者じゃないけど建築物としてマニアックに好きだった人たちや、正確な?この建造物の文化的評価をしている人などはどんな気持ちなんだろうと考えてしまった。
きっと、東京だけでなく、世界中で見てもone & onlyな建物。
自分も、独身だったら住んでみたかったな。。
美術館なので、他にもいくつか鑑賞させていただきましたが、
印象に残ったのは、私は初めて知ったのですが、トモトシ、というアーティストの映像作品。初耳、という方は、是非、ネット上などを探してでも作品を観ることをお薦めします。
私は、帰り際であまり時間が無く、最後までは観ることができなくて残念だったのですが、観たのは、トモトシが、どこか(自宅?)から、新国立競技場まで、素手で、棒高跳び用の棒を運んで行く道中をひたすら撮った映像。
私、棒高跳びの棒が何メートルあるか知らんけど、すんごく長いですよね、あれを持って電車に乗り込んだり(笑)。
もう、爆笑しながら観てました。
高校生になったばかりの時、美術の先生から、誰もやらないことをするのが芸術だ、と教わったことを(今となっては、それはちょっと単純すぎるとは思うけど)思い出しました。
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