俺のモノカノがポンコツブルーなのだが、どうしたら良い?(実話ネタです)
はい、今回はラノベ風タイトルで始めました。
そして、せっかくなのでこのまま進行していきます。
最近、古いパソコンを使う機会があり、モノカノ(元カノ+物の造語です)という前のPCを弄っていたらブルースクリーンになってしまった。
目の前のブルーな画面。
記憶に刻まれた懐かしさが湧き上がる。
慌てふためいて再起動を繰り返す彼女の状態に俺は少しの危うさを感じていた。
だが、彼女は(キー操作という)受け答えはしてくれる。
変な奇声(異常音)はあげていない。
なによりわかりやすい表情(日本語での説明)に俺は取り乱さなかった。
そして彼女を立ち上がらせる為に、俺は動いた。
5分経過
…………うん、そうだね。
君が頑張っているのはわかるよ。
でも、そろそろ修復作業に入ってくれないかな?
さらに待つ。
そして彼女が告げる。
え?
ここでパスワード要求?
突然のことで驚きつつも、俺は揺らぐ感情を押さえつけ、当時の記憶を探っていく。
彼女と付き合っている時、俺たちは隠し事はしないと話し合ったはず。
落ち着け……、よく考えろ…………、はっ!!
これダァ!!!(エンターキー)
そう、パスワードを入力しないが正解だ。
(一体、どこのハンター試験ですか。そしてこの画面は撮っておきたかった)
答えに満足したのか、ゆっくり頷いた彼女は、静かに作業を始める。
俺は待つ。
ただ待つ。
彼女の答えを聞く為に……。
そして、…………
艶やかな微笑を見せる彼女に俺は「おかえり」とだけ答えた。
そして、最後に見せた彼女の姿(終了画面)は、出会った頃の表情を浮かべていた。
(初期化寄りの調整を行いました)
了(おわり)
はい、あまりにもPCのレスポンスが人間っぽかったので、ショートストーリーを作ってしまいました。
直接画面録画できれば、より面白さが伝わるのですが、そこまで詳しくないので、下手に他のデバイスを繋ぎませんでした。
(スマホで急遽撮りました)
楽しく共有できたら幸いです。
ではでは。