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あんでるせん体験談


15年くらい昔のこと。長崎にある、その筋では有名な喫茶店「四次元パーラー あんでるせん」に行った時の日記を元にしています。

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電車バスを乗り継いで、ようやく到着した私は、あんでるせんの店内に入りました。入口で奥様に予約確認をされ、名乗ると、ああ、まっさきに電話してくれた人ね~と言ってカウンター席を用意してくれました。私は幸運にも予約1番乗りだったのです。
さて、席についてからすぐにショーが始まるわけではなく、しばらく食事タイムのようなので、とりあえずメニューを決めます。

かなり限定的なメニューでしたが、どうやらスケジュール調整のためにメニューが限られてるのだと言います。私はビーフカレーを頼みました。
皆は食事を待っている間、席の周りに置いてある知恵の輪やら玩具を楽しんでいます。
私はビンの中に紙か何かで出来た蝶々みたいなものが入った玩具や、4つのパーツが絡み合ったパズルをやりますが中々解けませんでした。
料理を食べてだいぶ経ちますが、まだショーは始まりません。

さて、しばらくしてようやくマスターが登場。
小気味よいトークでいくつかギャグを飛ばします。かと思いきや、カウンターの人達の頭に手を近づけて、悪い気を抜いてあげますね、と言って触っていきます。

マスターは何故か先頭の私を飛ばして、隣の人から頭に手を近づけていきました。
隣の人の頭にマスターの指が近づくと、頭と指の間にビリッと電流が光り、その人は痛っと思わず声を上げました。静電気?なのでしょうか。
それと同時に、誰も気づかなかったのですが、カウンターの下ではその人のヒザから私のヒザの間に紫色の小さい稲光がバシッと走ってビックリしました。結構痛かったです。
膝と膝の間はそこそこ距離があったのですが、これも静電気だったのでしょうか。

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