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クラス会議と幸福

教職12年目を迎えた、とらです。
小学校教員をしています。

夏休みまで残り少ない日々、いかがお過ごしでしょうか。
私の学級は、夏休み前に非常に楽しい会を企画中。
クラス会議できまったみんなの企画、非常に楽しみです。

今日は、クラス会議と幸福について書いていきます。

みなさんはクラス会議についてご存じでしょうか。
わたしは赤坂真二先生の以下の本をバイブルにして取り組んでいます。

赤坂版「クラス会議」完全マニュアル―人とつながって生きる子どもを育てる | 赤坂 真二 |本 | 通販 | Amazon

これをすることで、子どもたちがつながりだし、クラスの課題も次々と解決し、楽しい企画なんてのも出てきて、それはもう、すてきな空間になっていくわけです。

ではなぜ、このようなことが起こるのでしょう。

それは、「共同体感覚」が養われるからです。
「共同体感覚」とは、クラス会議の根底にあるアドラー心理学の用語です。
簡単に言うと、自分が周りの人たちの中にあることを感じられる感覚です。
アドラーは言います。

「すべての悩みは、対人関係の悩みである」

クラス会議を続けることで、対人関係は改善されていきます。

あえて、「続けていくことで」と書きました。1回ではだめです。
何度も何度も、トライアンドエラーを繰り返しながら続けていく。そうすることで、すこしずつこの共同体感覚が養われ、人間関係がよりよいものになってきます。ぶつかったり、認め合ったり。そうした営みの中ですこしずつ形成されていくのです。

続けていくには、教師のマインドが大切。
「信じて任せる」ということです。
もちろん任せっきりではなく、そこには適切なかかわりが必要となります。

クラス会議で、教室を幸福な空間に変えていければいいですね。
ぜひ、試してみてほしいと思います。

幸福な教室を作りましょう。

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