テッセレアワールド:倉金・アイテム(7)緋陽色金:ほぼ日刊ファンタジーを創ろう
赤、または日の光のような色を放つ金属であり、金属でありながら波紋や揺らめくように見える地肌をしている。魔力で焚いた炉、魔錬炉で精錬、加工することは容易で、それの揃う鍛冶場で製造し流通する。
硬くを歪みづらく、代わりに熱を通し熱に強い。武器だけでなく、調理器具などにも加工される。この金属のほとんどは赤桜島周辺で産出される鉱石を精錬したものである。火炎の属性と時に太陽の属性を持つ。火炎の属性のためか金属の性質か熱伝導率が良いため、調理器具等に加工される理由である。
ただし、採掘場はかなり深いため採掘が難しいことと桜華皇国の産出制限や赤桜島を中心とした採掘制限で流通量が絞られている。
武器として加工した場合、火炎の属性に対して使用者の助けになり、火炎属性が乗れば強力な術技として焼き切る。相対する相手の火炎に対しては脅威となる火断の武器となり、たった火炎を糧にする。技量次第では強力な魔術の火炎すら断ち切り無力化する。
防具としては扱いが少し変わる。熱を通す点が難となるためである。ただし、使用者の魔力によるか、術式をしっかり施せばその熱を使用者に伝わらず熱を逃し防ぐことが容易と出来る。
緋陽色金に太陽の属性も内包している場合は魔力を受ければ自ら火炎の力を増幅させて火吹き得物として尽く敵を祓う武器になるとして、祭事にも用いられる。国の宝刀の何振りかもこの緋陽色金で造られたものがあるとか。
カバー画像等イラスト
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