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テッセレアワールド:海洋生物(1)ツラヌキヤジリガイ:ほぼ日刊ファンタジーを創ろう

ツラヌキガイの一種。細めの巻き貝のようなもので大きさは地球で言うところの10センチぐらいの長さでマキガイイカの近縁。海底を履い動いたり、泳ぎ回ることのできる貝。巻き貝のような物なので巻の先は鋭利に細く尖っている。

地域により、貝殻はよく浜辺に打ち上げられ、踏みつけて怪我、足に貫通をすることがあるので、浜辺の掃除が欠かせない。


名前の通り、海洋種族や海辺の集落などでは、弓矢、槍などの鏃に使われる。お土産や工芸品、儀式や儀礼の武器としては、磨き螺鈿質を露出させて、独特な色合いと光沢出す。

ツラヌキヤジリガイの身はいかに近く美味である。貝ごと茹でたり、だしやスープで煮たりして、出来上がったのをほじくり出して食べられたり、身を取り出して米や麺類と合わせて炒めたりなど色々である。


このツラヌキヤジリガイ、危険を感じたり、攻撃的になると、勢い良く泳いで貝殻を突き立てるようにして向かってくる。

船舶などに穴を開けたり、海上に飛び出して来たりして危険なこともある。

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テラシュールウエア様 https://booth.pm/ja/items/4330486
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