テッセレアワールド:宗教(1)セントリア教:ほぼ日刊ファンタジーを創ろう
太陽と光、四属性が中心とし、その力を元に世界は維持されてると考える宗教組織である。
神体は創造の神とセントリアクロス、総本山はレオニセンテが守護するセントリア教皇庁。西側地域で広く信仰されてる宗教であり、【混沌たる根源より、創造の神が太陽と光を生み出し、そにより世界は照らし出され、火炎、流水、大地、迅風によって、世界は安定し様々なものが生まれ繁栄された】としている。
動植物、人々を生み出して住まわせ、神の使いとして天使を、神の代行者として人々の中に聖人の証を持つ者を世界に遣わしたとされる。現在は新たな聖人探しをしている状況である。
セントリア教の長は教皇で、その下に枢機卿らと教皇庁付きの聖職者らが政治を行い、教区に指示を送っている。
教皇庁、教区にはセントリア教会や聖堂を中心にして、教えを拡めることと悪霊等穢から護ることが仕事である。教区外にあっても宣教師など派遣している。
教皇庁はレオニセンテの庇護を受けているが、騎士団や戦士団などを有している。また、セントリアクロスを模した槍を教会の者たちはある程度扱える。また、魔術だけでなく神聖術という術式を聖歌隊らが使う。
騎士団や戦士団、聖歌隊などが使用する装備は槍のセントリアクロス、直剣のソリッシュと短剣のデルソーレ、聖釘と呼ぶ投擲武器、聖水瓶、聖典となっている。
セントリアクロスは戦地や旅路で祈りを捧げる場を作るのにも利用される。ソリッシュは飾り気のない剣であることが多い。ソリッシュの対として、または聖釘の代わりの武器として、使われるデルソーレはソリッシュより飾りを施すことが多い。慈悲のとどめを刺すためにも使うためとか。騎士団や教区によってセントリアクロスとソリッシュ、デルソーレのデザインや装飾が異なる。聖釘は魔力を吹き込むことで短剣などの形を取り相手に投げつけて扱う。一時的な結界を張るための道具としても使用される。聖水は太陽の日とされる日に祈りを捧げ創られるとされる。使用する水は教区が決めた水源の水とされてるが……まあ、言うまい。
聖典は神聖術と彼らが呼ぶ術式とセントリアの教義が書かれており、聖歌隊はこれを元に術を使う。
彼らの敵は異教徒や死者達である。魔力や淀みといったものにより死して尚動く自我のない悪霊を払うことが一つの役目である。対象は人に敵対するものであれば、鬼血族など不死者に近いものや人獣族など他種族も対象になっていた過去がある。
そう考えれば、現在のペレンテーラ教皇の世は平和と言えるだろう。穏健派であり、他種族を滅ぼすようなことは教義に反するといったのだから。
カバー画像等イラスト
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