テッセレアワールド:世界観(2)魔物:ほぼ日刊ファンタジーを創ろう
この世界の生物はほとんどが魔物である。ヒトも同じく魔物である。
というのはこの世界の生物は魔力を有して生まれ一つ以上の属性と結びつきを持って生まれるからだ。
なので、魔力を有して生まれてくるので家畜化された獣や鳥なども一部を除き魔物であることにはかわりはない。虫も植物もすべて魔物と呼べる。
と言っても、冒険者ギルド協会や一般的に魔物と呼ばれるのは、攻撃的、敵対的なものに対して呼称することが多い。野生生物に魔物と呼ぶこともないわけではない。
また、ヒトの形を取っているがヒトではない堕ちた種族も、冒険者ギルド協会などでは魔物としてカウントされる。ゴブリンやオーガ、オーク種は墜ちやすいとされる。もちろん堕ちてない彼らはヒトとカウントされる。堕ちたヒトは武器や道具を使うが知性を失ってることが多く、文明的な生活から程遠い。獣に近い状態である。堕ちる理由は穢が原因とされているが不明な点が多い
堕ちたヒトを魔物とするが、知性や文化的文明的であるが魔物とされるものもいる。不死者や死霊種などはその一例である。彼らも危険な個体は魔物としてカウントされることがある。とはいえ、堕ちたヒトと違い協定などによって面倒事を回避したりされる。不死者などに対して魔物とするのはセントリア教など宗教系が多い。
さて、生物全般に対して魔物とした場合のはなしに戻ろう。それら野生の生物等の魔物から採取できる毛皮や爪、牙、角、針、様々な部位が武器の材料、薬などの材料に利用できる。また、得意な個体から取れる素材はより強力なアイテムを作るのに役立つ。
また、長く生きたもの生物や強力な魔力を有するものは魔石が体内で生成される。属性だけでなく、その生物の力を有してることがある。
魔物は地域性や環境の変化による一般的な進化とは別に、一個体、群れ単位で起きる変異進化、ランクアップと呼ぶ形質、特徴などが変化する現象がある。その地域により適した姿や上位の魔物に変わる、全く違う形質になることもある。これは“ヒト”でも起きる現象とされている。
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