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テッセレアワールド:清蓮(8)泥潜・花舌:ほぼ日刊ファンタジーを創ろう

泥潜という連中のことを前に書いたが、その中の一派、花舌の話をしよう。

花舌の通り、彼らは舌に花の模様の入墨などを入れている。普段はほぼ見せることがないが、敵対者などを挑発する意味や脅しの意味で舌を出して何者か示すためとか。昔は仲間かどうか確認するのにも舌を見せ、今も偶に行うとか。

花舌の収入源は酒類、“たばこ”、侠客業、妓楼街が主なものである。たばこは気分を良くするものなのでさばくときは慎重に、酒類もちょっと特殊かものがあるので花舌で楽しむ際は気をつけて……

花舌の頭目は女性とされている。また元々が妓女だったものも頭目にまで上がり詰めたという。花舌での頭目の呼び名は紅春と呼ぶ。花舌は女の方が立場がある。花舌の女一人、男数人が根としてついていて主従関係が構築されてる。とはいえ、男だからと頭目に離れないが一人で地位を作ることは不可能ではないし、種根と言って男だけで一時的な組を作ることもある。

そんな花舌らは玉苑楼と言われる妓楼街に拠点を置き仕切っている。一番の収入源であり金食い虫でもある。その玉苑楼での狼藉は花舌の男衆や花妓女たちに酷い目に合されので、紳士であることを勧める。

カバー画像等イラスト
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