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麒麟がくる第31回の感想みたいなやつ

ブログで書いてるのは感想メインじゃないから
noteで感想書くのもありか?
と、急に思い立って今に至る。
続けるかどうかは気分次第かもしれない。

さて今回の「麒麟がくる」は金ヶ崎の退き口がメイン。
金ヶ崎の退き口といえば
お市の方が両端を結んだ袋に小豆を入れて
陣中見舞いに兄・信長に送ったことで
浅井長政の裏切りを信長が知る
という逸話がよくドラマで使われていたいけど
今回はその俗説っぽい逸話は採用無しだった。
「麒麟がくる」は基本的に
昨今創作と言われている逸話はストーリーに取り込まず
最新の研究内容を重視したストーリーになっているのが面白い。
美濃の国盗りが斎藤道三ひとりでおこなったものではなく
親子二代に渡っておこなわれたもの、ていうのもそのひとつ。
あと、明智光秀に関しても「明智軍記」に書かれているものは
あまり採用しない方向になっているような気がする。
十兵衛の前半生は史料が乏しくてその辺の軍記物の内容に
頼らざるを得ない所もあったりするのかなぁ
なんて素人的には思っていたりもしたんだけど
おそらくこの調子でいくと
十兵衛の母、お牧さんが丹波攻めで犠牲になることはないような気がする。
お牧さん、しばらく登場してないけどお元気なのでしょうか。

それにしても織田信長、松永久秀の陣羽織が私好みの派手さで良かった。
二人とも赤やオレンジ系の明るめの色が好きなのかな。
十兵衛は衣装が全体的に落ち着いてきて
緑色の人ではなくなってしまったのがちょっと寂しい気もする。
でも若い頃の十兵衛と違って言葉や仕草に重みを感じる。
斎藤道三に小声で『ケチっ!』と言ったり
斎藤道三に呼ばれて来たのに思うがまま意見を言ったら
キレられて逆ギレしていた頃の十兵衛が懐かしい(笑)
衣装の話に戻すと、その斎藤道三の衣装も
威厳を感じる地味さが好きだったんだけど
この辺のことをTwitterで触れると
「麒麟がくる」で衣装デザイナーアシスタント担当の加藤秀之さんが
ほぼ必ずいいねをくれるのがちょっと嬉しかったりもする。
加藤さんはあつ森をやっていて
そこで「麒麟がくる」にちなんだデザインのアイテムを
プレゼントしてたりするので興味ある方は是非。

さて、摂津晴門は相変わらず憎たらしい。
前回は三淵藤英の悪行をさらっとバラした時に言ってた
『み・つ・ぶ・ち』の言い方が忘れられない(笑)
あの憎たらしい演技を出来る片岡鶴太郎さんは天才だ。
語彙力が無くて困ったもんだけど天才としかいいようがない(笑)
中盤にきてストーリーに飽きが出てきたかなぁとか思ってたところで
悪役っぽい悪役の摂津晴門が出てきたから
ストーリーに強弱がついてまた面白さが戻ってきた気がする。

次回以降は織田信長対足利義昭が始まるのかな。
とりあえ朝倉・浅井連合軍との戦いが待っているんだろうけど
姉川の戦いや志賀の陣はどのように描かれるのかが楽しみ。
なんかちょっと急に足利義昭強くなってきたのも気になる(笑)
五カ条の覚書のことが急に触れられたのは
それを裏付けるための情報としてなのかもしれないけど。

そういえば今回スルーだったけど
永禄から元亀に改元してるはずだよね?
きっと摂津晴門が信長いない隙に改元しちゃいましょう
とか唆したに違いない(笑)


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