青天を衝け第12回／全く知らなかった尾高長七郎から繋がる縁
今回で血洗島編が終了。
舞台は武州から京へと移るようだ。
その血洗島編の終わりと
今後の展開を教えてくれたのは
「青天を衝け」の語り部、徳川家康公。
正直話に見入ってしまっていて
開始４０分経っても徳川家康未登場に
気づいていなかった。
もちろん気づいていた人もいたようだけど
何かと話題になる徳川家康が登場してなくても
個人的には違和感を感じなかった。
それは、なんだかんだとこの「青天を衝け」に
ドラマとしての面白さを感じているからなのだろう。
でもこの違和感の無さは
徳川家康の登場のさせ方の妙も影響してそう。
当初は冒頭で現れて
『こんばんは徳川家康です』
というごく一般的な挨拶で
大河ドラマクラスターの人気者になってしまったけど
そのうち挨拶の仕方をちょっと変えてきたり
登場するタイミングも臨機応変になってきたりして
『徳川家康にセオリーは無い、神出鬼没』
みたいなイメージが
自分の中で自然と作られた気がする。
今の所必ず毎回登場しているけど
ひょっとしたら未登場であっても
『今回はそういえば家康公出なかったなぁ、それもアリか』
みたいな感想になりそう。
それどころか未登場の次の回には
どんな登場の仕方をするのか
どんなセリフを言うのか
そっちがめちゃくちゃ気になるだろう。
要するに徳川家康ならなんでもOK
みたいな土壌が出来上がっているのだ。
だいたいこの記事は「青天を衝け」の感想のはずなのに
どうして主人公でもない語り部の徳川家康に
こんなにも話を割いているのか(笑)
徳川家康の術中にまんまと嵌められている気がしなくもない。
というわけで、今回の個人的青天メモはこちら。
若い頃はお武家様になりたかったとっさま、栄一と似てた？
うたが生まれてからまだ一度もうたを抱いていない栄一
平岡円四郎と渋沢栄一の出会い
百姓の志
栄一と喜作を家臣にスカウトする平岡円四郎
渋沢ってのは図抜けておかしれぇ
死んじまうんだろうなぁ
攘夷は流行り病
大和で挙兵した同志たち1000人が散った
長七郎の涙の訴えで暴挙を思いとどまった栄一たち
うたに合わせる顔がねぇ
お前なんてかぁいいんだ
死なねぇでよかったぁ
過ちて改めざる、これを過ちという
ハ州廻りに目を付けられた
エゲレスから買った船、順動丸で上洛する
勝麟太郎
家を守るということ
キツネがいたのだ
血洗島編を徳川家康で締める青天を衝け
高崎城、鎌倉街道
公式の投稿している【#青天ナビ】もいくつか。
【#青天ナビ】#横浜焼き討ち計画 を決死の思いで止めた #長七郎。長七郎の号泣する姿に周囲は驚いたといいます。「栄一と長七郎は、お互いを刺し違えて死ぬほどの覚悟で対じし、激論は2日間に及んだ」と記録に残っています。#青天を衝け
— 【公式】大河ドラマ「青天を衝け」 (@nhk_seiten) May 2, 2021
【#青天ナビ】#八州廻り とは #関東取締出役 の別名。関八州（かんはっしゅう）と呼ばれた関東一円の治安を取り締まるために作られました。定員は8人で、勘定奉行の支配のもと、水戸藩領以外の関東全域をパトロールしていました。#青天を衝け
— 【公式】大河ドラマ「青天を衝け」 (@nhk_seiten) May 2, 2021
【#青天ナビ】#順動丸（じゅんどうまる） は、幕府がイギリスから15万ドルで購入した蒸気輸送船。元の名はジンギー号で、この名前に似せて、松平春嶽が順動丸と名付けたのだとか。勝麟太郎（勝海舟）が愛用し、徳川家茂や坂本龍馬もこの船に乗りました。#青天を衝け
— 【公式】大河ドラマ「青天を衝け」 (@nhk_seiten) May 2, 2021
勝先生の名前出てきたけど
登場はしないのかな？
相変わらず配役とかしっかり確認してないので
その辺の情報に疎い。
さて今回は横浜の焼討計画が中止になった。
あんなに栄一も喜作もノリノリで準備してたのに……(笑)
そしてちょっと無謀なこの計画を止めたのが
長七郎っていうのが意外だった。
長七郎の坂下門外の変参加を思いとどまらせた栄一たち。
今度はその立場が逆になってる辺りが面白くもあった。
他藩出身の志士とも繋がりのある長七郎の方が
栄一たちよりも最新の情勢を入手していたということだろう。
長七郎が言っていた大和で同士が千人亡くなったという話は
土佐の吉村寅太郎らの天誅組の変のことかな？
長七郎は長州の久坂玄瑞や水戸藩士らとも
交流があったというのを確かTwitterで見かけた気がする。
「武蔵の小天狗」（だったっけ？ｗ）
という異名を持つほどの剣術の腕前もさることながら
当時の攘夷志士として活発に活動していたことが想起される。
だけども、この尾高長七郎っていう人
正直全然まったく知らなかった。
あ、それ言ったら渋沢栄一のことだって
全然よく知らなかったんだけど……
ま、それは置いておくとして
「青天を衝け」を見るまで
「尾高長七郎」という名前の「尾」の字も見たことが無い。
それは自分の見識の浅さによるものであって
尾高長七郎が有名かどうか
みたいな問題じゃないのだけど
長七郎の知名度ってどれぐらいのものなのかは気になる。
Wikipediaを覗いてみると
ドラマでの登場は「青天を衝け」が初ではないらしい。
１８年前にNHKで放送した「雄気堂々 若き日の渋沢栄一」。
このドラマでは
仮面ライダーでお馴染みの藤岡弘さんが演じていたらしい。
他にも１９７０年代のドラマで登場しているっぽい。
いずれにしても、渋沢栄一が登場するドラマなら
長七郎も自ずと登場する流れになるのかも。
で、この長七郎のことを調べてるうちに
『え！そうだったの！？』
という個人的にはめちゃくちゃ驚いた事実を
つい最近知ったんだけど……
いろいろとアレなので、ここでは伏せておきたいｗ
ただ思うのは
まったく今まで興味なかった渋沢栄一という人物に
「青天を衝け」を通して興味を持ち始めたのも
何かの縁なのかもしれないな～
と感じたり感じなかったりしている。
そういえば今回って
平岡円四郎が盛大にフラグを立てたことは間違いない。
『死んじまうんだろうなぁ』
て、何回も言ってたような気がするけど
言うたびに
『それは栄一たちじゃなくて―』
とツッコミたくなったよね……。
平岡円四郎夫妻にはずっと笑顔でいてほしい。
守りたい、あのおかしれぇ夫婦の笑顔
そう思ってるのは自分だけじゃないはず
だよね？ｗ
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