うまくいっている人は任せることが上手い【音声と文章】
山田ゆり
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※音声と文章、どちらでも楽しめます。
おはようございます。
山田ゆりです。
今回は
うまくいっている人は任せることが上手い
ということをお伝えいたします。
朝、会社の電話が鳴った。
チラリと表示番号をのぞくと社長からだった。
電話係のAさんが電話に出た。
『どうか私ではありませんように。』
私は心の中でそう祈りながら
振替伝票のステープラを外し伝票のチェックをしていた。
「ゆりさ~ん、社長から~」
ああ、なんだろう。
今日は確か東京出張の日。
重い気持ちで、しかし、
心と裏腹に明るい声で電話に出た。
私は仕事の時はある意味嘘つきだ。
嫌なことでも明るく笑顔で対応する。
仕事とはそんなものだ。
社長が早口で話された。
電話の後で駅のホームのざわつきや発車を知らせる音がしていた。
ああ、都会の駅の構内はこうだよな。
そう思いながら社長の指示を聞いていた。
私は社長からの2つの指示を復唱して電話を切った。
内容は、これからお会いする方へメールをしてくれというもの。
社長はメールを読むことはできるが自分でメールを書くことができない。
だから、重要な方へメールを送る時は私に指示を出される。
今の電話はとても緊急性のあるものだった。
私はすぐに文章を一旦ワードに書いてみた。
そして、必要な書類を探してそれをPDF化し、メール文を作った。
私は間違いが無いか何度も読み直し、
添付書類を付けて相手方にメールを送った。
間もなく先方より
メールを確かに受け取ったという事と
本日、よろしくお願いしますという内容のメールが届いた。
私はすぐに社長にメールした。
メールが簡単にできる方にとって
「メールくらい、覚えろよ」と思われるかもしれない。
それはそうだが、社長は昭和20年代生まれの70代。
スマートフォンで電話をかけたり受けたりはされていらっしゃる。
メールは書くことはできないが
ご覧になることはできる。
社長は年齢の割には先進的な考えをされる方で
経営が傾きかけていた当時の会社を
代表交代されて見事立て直した方だ。
あの時、会社がつぶれないでここまで来たのは社長の理念とそれに共感した私たちがいたからだと思っている。
人は10の内、必ず10できなければいけないとは思わない。
自分の得意分野を一生懸命して
苦手な部分はそれを得意としている人に任せればいいと私は思う。
つまり、メールを送る事ができないのなら
それができる人に任せればいいのだ。
権限移譲すればいい。
その人でなければできないことをして
雑事は他の方にお任せする。
上に立つものはそうするのが当たり前だと思う。
これまで両手に余るくらいの転職をしてきた私だが
人の使い方が上手い経営者は
現在の社長が一番だと思う。
複数の人間と一緒に何か(例えば会社経営)をする場合、
自分の得意分野を一生懸命やり
不得意な部分は、それができる人にお任せすればいい。
今回は
うまくいっている人は任せることが上手い
ということをお伝えいたしました。
本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。
山田ゆりでした。
◆◆ kindle出版しました! ◆◆
https://amzn.to/3exJcNx
【わたしだけじゃないんだ】
突然、アルツハイマー型認知症になった同居の実母を介護した、
子育てOLの10年と10日の記録
※amazonアンリミテッドに加入して、
期間内に解約すれば無料で他の本も読めます。
https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/hz/signup?tag=yuri53yuri-22
◆◆ インタビューを受けました ◆◆
https://www.youtube.com/watch?v=jEq5g0xZ6RY&t=134s
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【自分のための人生】
https://note.com/tukuda/m/m5b66808db98c
『読むとほっこりする』
『胸にじーんと来ました』
などの感想をいただいています。
.。*゚+.*.。 ゚+..。*゚+
大それたことはしなくてもよい
そこに向かう姿勢が大事
日々忘れない努力をする
.。*゚+.*.。 ゚+..。*゚+
おはようございます。
山田ゆりです。
今回は
うまくいっている人は任せることが上手い
ということをお伝えいたします。
朝、会社の電話が鳴った。
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社長は年齢の割には先進的な考えをされる方で
経営が傾きかけていた当時の会社を
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あの時、会社がつぶれないでここまで来たのは社長の理念とそれに共感した私たちがいたからだと思っている。
人は10の内、必ず10できなければいけないとは思わない。
自分の得意分野を一生懸命して
苦手な部分はそれを得意としている人に任せればいいと私は思う。
つまり、メールを送る事ができないのなら
それができる人に任せればいいのだ。
権限移譲すればいい。
その人でなければできないことをして
雑事は他の方にお任せする。
上に立つものはそうするのが当たり前だと思う。
これまで両手に余るくらいの転職をしてきた私だが
人の使い方が上手い経営者は
現在の社長が一番だと思う。
複数の人間と一緒に何か(例えば会社経営)をする場合、
自分の得意分野を一生懸命やり
不得意な部分は、それができる人にお任せすればいい。
今回は
うまくいっている人は任せることが上手い
ということをお伝えいたしました。
本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
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今日も素敵な一日をお過ごし下さい。
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