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その足音が近くまで聞こえる【音声と文章】

山田ゆり
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※note毎日連続投稿1357日コミット中。1344日目
※音声・文章、どちらでも楽しめます。





おはようございます。
山田ゆりです。



今回は
その足音が近くまで聞こえる
ということをお伝えいたします。



「あ~ん、マミー。
夕飯、自分の部屋で食べるから~」

長女が帰宅するなりそう言った。


娘の勤務先の先生の奥様が
コロナ陽性になり
かなり症状がひどいらしい。
先生は今のところ陰性で症状もない。


ご家族が陽性になった場合、
同居者は濃厚接触者になり
外出は控えるようになっているはず。

それなのに先生は今日
普通に病院に来られたそうだ。

今日、手術の予定が入っていた
ということもあるからだが。


だから、用心して娘は家の中でもマスクをして
なるべく私たちに接触しないようにするとのことだ。

お風呂も最後に入ることに決めた。




皮肉なものである。

何がって?


もうすぐ私の勤務先の新年会がある。
基本、新年会など会社の行事は
半強制的である。


しかし、昨今のコロナ禍もあるため
一応、参加不参加のアンケートがとられた。


私は「今月業務が忙しくて
もしも新年会のお陰で陽性になったりしたら
仕事が回らなくなるので、
残念ですが参加いたしません」と書いて提出した。



最近になって分かったが
新年会不参加者は
私を含めて数人しかいないらしい。

私はてっきり、このご時世だから
私と同じ気持ちの人が
半数はいるかもしれないと思っていた。



だから、会社の行事に逆らった感じになっている私は、
新年会が近くなって
その話題で盛り上がっている職場の皆さんの話を
他人事のように聞いている。

皆さんが盛り上がれば盛り上がるほど
私の疎外感は増してゆく。



自分の判断は間違っていたのだろうかと自分に問う。

でも、やはり、
私は間違ってはいないと思う。



しかしである。


もしも長女が先生を経由してうつったりして、
私が濃厚接触者として
会社を休まなければいけなくなったら

嫌な思いを承知で勇気を出して
新年会をお断りした意味がなくなる。




新年会が間近になり、
会社の行事を断ったという
ある種の後ろめたさを感じている私。



コロナがとうとう
我が家の近くまでやってきた。
その足音が近くまで聞こえてきそうである。


娘がなんでもありませんように。
そう願うしかない。








今回は
その足音が近くまで聞こえる
ということをお伝えいたしました。

本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。 

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。

山田ゆりでした。



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