終わりが見えない真夜中のドライブ【音声と文章】
山田ゆり
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今回は
終わりが見えない真夜中のドライブ
ということをお伝えいたします。
6分22秒の音声です。
音声と文章どちらでもお好きな方をどうぞ。
＊＊文章はここからです＊＊＊
私は愛されています。
大きな愛で包まれています。
失敗しても
ご迷惑をお掛けしても
どんな時でも愛されています。
私は落ち込むことがしょっちゅうです。
人をねたむ時もあります。
いつも意気地なしです。
良い時も悪い時も。
でもそれが私。
私は私のすべてを受容します。
私は自分が大好きです。
夫の急逝で私たち親子は
いろいろな壁にぶつかりながら
日々成長しています。
3人の娘たちが愛おしい。
あなた、私たちは大丈夫。
ありがとう
あなた。
おはようございます。
山田ゆりです。
今回は、
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
終わりが見えない真夜中のドライブ
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
ということをお伝えいたします。
初めての育児はとにかく大変だった。
長女は夜泣きがひどかった。
どうしても泣き止まない。
背中や腕などに発疹が無いか
確認してみたが
特に目立ったところはない。
こんなに泣くのは尋常ではない。
何か悪い病気にかかったのかもしれない。
思いあぐねた末、私は夜間診療へ電話をした。
すると、看護師さんが電話に出て
「お母さん、子どもの夜泣きくらいで
電話をかけてこないでください！」と
きつい口調で叱られた。
娘は泣き止まない。
私も泣きたい心境だった。
環境が変われば泣き止むかもしれない。
もう真夜中だったが
夫の運転でドライブをすることにした。
長女を抱っこして
私は助手席に座った。
季節は秋。朝晩はとても冷えこむ。
私は毛布を持ち込み車に乗った。
車が走り出すと娘は泣き止んだ。
そして、その内
スースーと音がするのではないか
と思うほど深く眠り出した。
私と夫は顔を見合わせて笑った。
よかった。
家に戻り
娘を静かに抱きながら
車のドアを閉めた。
静かに閉めたつもりだったが
バタンとドアの音がした。
娘の耳がビクッと動き
娘は再び泣き出した。
私たちは顔を見合わせた。
夫の眉はハの字になっていた。
そして再度車に乗り、家をあとにした。
周りが田んぼの道路を走っていた。
娘はなかなか泣き止まなかった。
仕方ない。
娘を抱っこしながら歩いてみよう。
でも、娘はねんねこの格好だけで
防寒具は持ってこなかった。
娘に風邪をひかせてはいけない。
そう思い、私はおくるみにくるんだ娘を抱っこして、
更に私は頭から毛布をかぶり、
その毛布で娘の全体を包んだ。
私は娘を毛布でくるみながら
左右が田んぼの道路をとぼとぼ歩いた。
それはかなりおかしな格好だった。
そんな私の後ろをライトで照らしながら
後ろから夫の車がのろのろ走っていた。
深夜の村道を歩く人はいない。
しかしその内、
向こうから若い男性が歩いてきた。
「どうしました？大丈夫ですか？」
こんな真夜中に
頭から毛布をかぶり
子どもを抱っこして歩いている女性。
そして、その後ろをノロノロと車がついてくる。
どう考えても、犯罪の匂いがするパターン。
その方は私を心配そうに見ていた。
「何でもないんです」とお答えしたが
その方はきっと腑に落ちていなかっただろう。
集落が見えてきたところまで歩いてきたら
娘はすやすや眠り出した。
私は静かに、
静かに車に乗った。
そして、帰宅し、私が先に家に入り
その後で夫が車のドアを閉めた。
長い長い真夜中のドライブが終わった。
長い間、不自然な格好で抱っこしていたから
腕が痛い。
でも、それより眠いのが先。
あと2、3時間後には起きて
朝ごはんの支度をして
会社に行かなければいけない。
夫は布団に入ってもういびきをかいていた。
もう、赤ちゃんと同じだ。
さあ、私も寝よう。
あの頃は大変と思っていたことでも
そばに夫がいたから乗り越えられた。
今回は、
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
終わりが見えない真夜中のドライブ
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
ということをお伝えいたしました。
本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日にしましょう。
山田ゆりでした。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
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終わりが見えない真夜中のドライブ
ということをお伝えいたします。
6分22秒の音声です。
音声と文章どちらでもお好きな方をどうぞ。
＊＊文章はここからです＊＊＊
私は愛されています。
大きな愛で包まれています。
失敗しても
ご迷惑をお掛けしても
どんな時でも愛されています。
私は落ち込むことがしょっちゅうです。
人をねたむ時もあります。
いつも意気地なしです。
良い時も悪い時も。
でもそれが私。
私は私のすべてを受容します。
私は自分が大好きです。
夫の急逝で私たち親子は
いろいろな壁にぶつかりながら
日々成長しています。
3人の娘たちが愛おしい。
あなた、私たちは大丈夫。
ありがとう
あなた。
おはようございます。
山田ゆりです。
今回は、
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終わりが見えない真夜中のドライブ
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ということをお伝えいたします。
初めての育児はとにかく大変だった。
長女は夜泣きがひどかった。
どうしても泣き止まない。
背中や腕などに発疹が無いか
確認してみたが
特に目立ったところはない。
こんなに泣くのは尋常ではない。
何か悪い病気にかかったのかもしれない。
思いあぐねた末、私は夜間診療へ電話をした。
すると、看護師さんが電話に出て
「お母さん、子どもの夜泣きくらいで
電話をかけてこないでください！」と
きつい口調で叱られた。
娘は泣き止まない。
私も泣きたい心境だった。
環境が変われば泣き止むかもしれない。
もう真夜中だったが
夫の運転でドライブをすることにした。
長女を抱っこして
私は助手席に座った。
季節は秋。朝晩はとても冷えこむ。
私は毛布を持ち込み車に乗った。
車が走り出すと娘は泣き止んだ。
そして、その内
スースーと音がするのではないか
と思うほど深く眠り出した。
私と夫は顔を見合わせて笑った。
よかった。
家に戻り
娘を静かに抱きながら
車のドアを閉めた。
静かに閉めたつもりだったが
バタンとドアの音がした。
娘の耳がビクッと動き
娘は再び泣き出した。
私たちは顔を見合わせた。
夫の眉はハの字になっていた。
そして再度車に乗り、家をあとにした。
周りが田んぼの道路を走っていた。
娘はなかなか泣き止まなかった。
仕方ない。
娘を抱っこしながら歩いてみよう。
でも、娘はねんねこの格好だけで
防寒具は持ってこなかった。
娘に風邪をひかせてはいけない。
そう思い、私はおくるみにくるんだ娘を抱っこして、
更に私は頭から毛布をかぶり、
その毛布で娘の全体を包んだ。
私は娘を毛布でくるみながら
左右が田んぼの道路をとぼとぼ歩いた。
それはかなりおかしな格好だった。
そんな私の後ろをライトで照らしながら
後ろから夫の車がのろのろ走っていた。
深夜の村道を歩く人はいない。
しかしその内、
向こうから若い男性が歩いてきた。
「どうしました？大丈夫ですか？」
こんな真夜中に
頭から毛布をかぶり
子どもを抱っこして歩いている女性。
そして、その後ろをノロノロと車がついてくる。
どう考えても、犯罪の匂いがするパターン。
その方は私を心配そうに見ていた。
「何でもないんです」とお答えしたが
その方はきっと腑に落ちていなかっただろう。
集落が見えてきたところまで歩いてきたら
娘はすやすや眠り出した。
私は静かに、
静かに車に乗った。
そして、帰宅し、私が先に家に入り
その後で夫が車のドアを閉めた。
長い長い真夜中のドライブが終わった。
長い間、不自然な格好で抱っこしていたから
腕が痛い。
でも、それより眠いのが先。
あと2、3時間後には起きて
朝ごはんの支度をして
会社に行かなければいけない。
夫は布団に入ってもういびきをかいていた。
もう、赤ちゃんと同じだ。
さあ、私も寝よう。
あの頃は大変と思っていたことでも
そばに夫がいたから乗り越えられた。
今回は、
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終わりが見えない真夜中のドライブ
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ということをお伝えいたしました。
本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
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今日も素敵な一日にしましょう。
山田ゆりでした。
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