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家の建て替えを決断した時の思考【音声と文章】

山田ゆり
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≪7分6秒でサクッと聴けます≫
音声と文章どちらでもお好きな方をどうぞ。



おはようございます。
山田ゆりです。



今回は、
【家の建て替えを決断した時の思考】
ということをお伝えいたします。
 

発想の転換で「出来ない」から「出来た」に変わった


旧宅は築50年位。
いろいろなところに支障が出てきていた。

しかし、私は家の建て替えは
私たち夫婦では無理だと思っていた。

その一番の原因は、家の建て替えは
全額自分たちのお金で建てなければいけないと
私は思っていたから。

我が家は住宅ローンを利用したことはない。
家を建てるのは現金でしかしない
それが常識だと思っていた。

だから、建築資金が貯まったら家を建てようと思っていた。
自分なりに計画をたて、毎月貯金していた。


しかし、父が急死し、
夫が父の農業を継ぐために会社を辞めたことと
母がアルツハイマー型認知症になったことで
予定が大きく変わってしまった。


金銭的に家の建て替えは無理になった。
家の建て替えは次の世代に任せよう。
私はそう思った。


認知症の母の介護は
10年と10日目に突然終わった。
そして、母の一周忌の半年後に
なんと夫が急逝した。

その時はもう、
家の建て替えなんて夢のまた夢になった。


しかし、夫が亡くなった一か月後から
台所が壊れ始めた。
毎日少しずつ、不便になった。

季節は冬になっていた。
一年後はきっとこの家には住めないかもしれない。


だから私は家を建て替えることを決断した。

土地は数年前に将来の家のために
自分のお金で購入していたから
あとはそこに家を建てるだけだった。


「家を建てる」事は決めた。
次は「資金」だ。
夫が亡くなってしまい、
これまで以上に金銭的な厳しさがあった。

普通は、お金が無ければ家を建て替えるなんて思わない。


しかし、家がどんどん壊れ始めて
少しの猶予もできない状況になっていたから
私はまずは「家を建てる」という目標の旗を掲げた。

目標を決めたから次にお金はどうするかと考えた。


無いものからどうして捻出するのか。
毎日いろんなことを試算してみた。


その時の思考は
これまでの自分の思考ではない事に気づいていた。


これまでの私は、

お金が無い。
どうしよう。
分からない。

そのループの繰り返しで、結論は全くでない状態だった。


しかし、どうしても家を建てなければいけない。
「家を建てる」という前提で、
お金をどうするかを考えた。



私は自分の生命保険の取り崩し又は
それを担保に借り入れができないかという考えに至った。
これは我ながら大発見だった。


私は社会に出てすぐ、自分で生命保険に加入した。
家一軒の建築資金以上の死亡保険金をかけた。


独身の女性にはそんな金額をかける必要はないのだが
当時、私は上昇志向の塊で
自分はその金額に値する人間になると思ったから
多額の死亡保険金を自分に掛けた。


そして、バブルが弾ける前に更新したその保険は
利率や条件など、今では考えられない好条件だそうだ。


娘たちの生命保険の外交員の方が
私の保険の内容をみて
これは絶対解約しない方がいいですよ
と言われていた。


私の死亡保険金は
夫の保険の3倍以上の金額だった。

夫ではなく私が亡くなっていればよかったのに
と私は冗談を言った。


その保険は最初の加入から40年経っていた。
私は、この生命保険を取り崩して、
建築資金に充てられないかと思った。
または、この生命保険を担保に
保険会社から借入できないかと思った。


すぐに保険の担当者に相談してみた。
残念ながらその件は、取り崩しても借入しても
少額であることが分かった。

しかし、その結果を受けても私は落胆しなかった。
すぐに私は次の手を考えた。


夫が亡くなる前は、自分の生命保険をどうにかするなんて
思ってもみなかった。

これまで私は手持ちの現金で
家を建て替えるものだとしか考えていなかった。


しかし、家を建て替える資金の捻出の為に
生命保険を取り崩したり、
保険を基に借入をするという発想が出るほど
私の頭は柔軟になっていた。



つまり、ビジネスで言う

できないではない。
できるようにするにはどうするかだ。

この言葉通りの発想を
自然と自分がしていたことに気が付いた。



私は家を建て替えるという大きな事をして

出来るかできないかと悩むのではなく
それができるようにするにはどうするか考える。

この思考で、
これまで無理と思われていたことができた体験をした。



今回は
【家の建て替えを決断した時の思考】
ということをお伝えいたしました。



本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日にしましょう。

山田ゆりでした。





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ご迷惑をお掛けしても
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山田ゆり
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