人は「忙しい」よりも「暇である」ことの方が耐えられない【音声と文章】
山田ゆり
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今回は、人は「忙しい」よりも「暇である」ことの方が耐えられない ということをお伝えいたします。4分46秒の音声です。
音声と文章どちらでもお好きな方をどうぞ。
**文章はここからです***
おはようございます。山田ゆりです。
今回は、人は「忙しい」よりも「暇である」ことの方が耐えられない
ということをお伝えいたします。
私は高校を卒業して
すぐに入った会社に11年、そして
次の会計事務所に12年勤めました。
その後、現在の会社に落ち着くまでに
何回も転職しました。
会社の業種はそれぞれでしたが、
仕事は一貫して事務をしておりました。
ある建設会社のお話です。
地元の求人の中では基本給が高い方でした。社会保険も完備され、休みもまあまあの所でした。
結構いい所に就職できたと
最初は思いましたが
すぐに失敗したなと思いました。
朝いた現場監督さん達が現場に向かうと
私だけになります。
そして、私は事務所内の掃除をします。
小さな事務所なのでいくら丁寧にやってもすぐに終わります。
10:30頃に社長が見えて
お茶を出します。
社長は30分位新聞を見たら
社長は何も仕事をせず帰ります。
社長が仕事をしているところを
私は一度も見たことがありませんでした。
専務は営業活動なのでしょうか
ほとんど外出しています。
日中、私一人になります。
事務係として仕事をしようとしても
ほとんどやることがありません。
振替伝票は1か月に数枚書く位です。
通帳の動きは数行だけです。
その会社は事務係が起票した
入金伝票・出金伝票・振替伝票と
レシートや請求書・出納帳などを
税理士に渡すだけです。
誰でもできる仕事です。
以前の会社では、財務ソフトに入力し、
パソコンが試算表を作ってくれ
経営の指標の助けになっていました。
その会社の仕事は、
ほとんどやることがありませんでした。
掃除に力を入れてみたりしましたが
楽しくありません。
給料明細書が、昔風の、幅1cm位の
横に長い紙でしたので、
パソコンでB5の給料明細書を作り、
ひとりひとりに配れるようにしました。
それでも時間が余り、
無駄な時間を過ごしたくないと思い
仕方ないので簿記の参考書を持ってきて
仕事中、問題を解いていました。
地元のお給料よりちょっと多くて
暇で、仕事中に勉強ができる、
最高な環境だと思いませんか?
しかし、私はやっぱり暇すぎて
それが嫌で別の会社に転職しました。
その会社は私が辞めて数か月後に廃業しました。
よく、社員を自主的に辞めさせようとする場合、
厳しい仕事を与えてはいけないと言われます。
厳しくすればその人は「なにくそ!」と
反骨精神で頑張り
退職する気持ちがなくなります。
だから、逆に仕事を何も与えず
暇にさせれば退職したい
という思いが強まるそうです。
私の場合、それにピッタリ当てはまりました。
これと同じように物事があまりにも
「計画通りに行っている状態」は
逆に物足りなさを感じてしまいます。
これは、きっと、暇だから。
だから、
「計画通りに行かない」
と悩んでいる時は
もしかして
歓迎すべきことではないかと思います。
本日は、人は「忙しい」よりも「暇である」ことの方が耐えられない
ということをお伝えいたしました。
本日も最後までお聴きくださりありがとうございました。
ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日にしましょう。
山田ゆりでした。
音声と文章どちらでもお好きな方をどうぞ。
**文章はここからです***
おはようございます。山田ゆりです。
今回は、人は「忙しい」よりも「暇である」ことの方が耐えられない
ということをお伝えいたします。
私は高校を卒業して
すぐに入った会社に11年、そして
次の会計事務所に12年勤めました。
その後、現在の会社に落ち着くまでに
何回も転職しました。
会社の業種はそれぞれでしたが、
仕事は一貫して事務をしておりました。
ある建設会社のお話です。
地元の求人の中では基本給が高い方でした。社会保険も完備され、休みもまあまあの所でした。
結構いい所に就職できたと
最初は思いましたが
すぐに失敗したなと思いました。
朝いた現場監督さん達が現場に向かうと
私だけになります。
そして、私は事務所内の掃除をします。
小さな事務所なのでいくら丁寧にやってもすぐに終わります。
10:30頃に社長が見えて
お茶を出します。
社長は30分位新聞を見たら
社長は何も仕事をせず帰ります。
社長が仕事をしているところを
私は一度も見たことがありませんでした。
専務は営業活動なのでしょうか
ほとんど外出しています。
日中、私一人になります。
事務係として仕事をしようとしても
ほとんどやることがありません。
振替伝票は1か月に数枚書く位です。
通帳の動きは数行だけです。
その会社は事務係が起票した
入金伝票・出金伝票・振替伝票と
レシートや請求書・出納帳などを
税理士に渡すだけです。
誰でもできる仕事です。
以前の会社では、財務ソフトに入力し、
パソコンが試算表を作ってくれ
経営の指標の助けになっていました。
その会社の仕事は、
ほとんどやることがありませんでした。
掃除に力を入れてみたりしましたが
楽しくありません。
給料明細書が、昔風の、幅1cm位の
横に長い紙でしたので、
パソコンでB5の給料明細書を作り、
ひとりひとりに配れるようにしました。
それでも時間が余り、
無駄な時間を過ごしたくないと思い
仕方ないので簿記の参考書を持ってきて
仕事中、問題を解いていました。
地元のお給料よりちょっと多くて
暇で、仕事中に勉強ができる、
最高な環境だと思いませんか?
しかし、私はやっぱり暇すぎて
それが嫌で別の会社に転職しました。
その会社は私が辞めて数か月後に廃業しました。
よく、社員を自主的に辞めさせようとする場合、
厳しい仕事を与えてはいけないと言われます。
厳しくすればその人は「なにくそ!」と
反骨精神で頑張り
退職する気持ちがなくなります。
だから、逆に仕事を何も与えず
暇にさせれば退職したい
という思いが強まるそうです。
私の場合、それにピッタリ当てはまりました。
これと同じように物事があまりにも
「計画通りに行っている状態」は
逆に物足りなさを感じてしまいます。
これは、きっと、暇だから。
だから、
「計画通りに行かない」
と悩んでいる時は
もしかして
歓迎すべきことではないかと思います。
本日は、人は「忙しい」よりも「暇である」ことの方が耐えられない
ということをお伝えいたしました。
本日も最後までお聴きくださりありがとうございました。
ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日にしましょう。
山田ゆりでした。
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