救われた命2つ【音声と文章】
山田ゆり
00:00 | 00:00
※長女が朝食の支度をしている音が時々入っています。うるさくて申し訳ございません(≧◇≦)
※音声と文章、どちらでも楽しめます。
おはようございます。
山田ゆりです。
今回は、
救われた命2つ
ということをお伝えいたします。
コロナワクチン接種2回目をした長女。
昨日も38度台の高熱が続いた。
『ゼリー・チョコ・アイス・ホットレモンなど
ほぼ液体しかとっていないからお腹が空いた。
夜、お刺身が食べたい。』
と、長女からラインが届き、
私は残業せずにスーパーへ寄ってから帰宅した。
長女は高熱があるのに夕飯の支度をしていた。
「寝てれば」と言う私の言葉に
「無性に食べたくなって」と言い、
卵スープと鶏肉のカリカリ焼きを作っていた。
私なら何もやらずにお任せするところだ。
やがて長女は料理を終え、温かいスープをすすりながら
冷たい刺身を美味しそうに頬張っていた。
熱はあるが、食欲があるのはまだいい方かもしれない。
食事が終わった長女はお風呂へ向かった。
ダイニングで三女と二人になった。
「お母さん、私、死にかけたの。」
突然、三女が言い出した。
は?
私は耳を疑った。
どういうこと?
これからは三女の世界である。
****ここからは三女の世界***
寝ていたら下からお母さんの
「ご飯できたよー」って声が聞こえた。
起きなきゃと思ったが起き上がれなかった。
少しすると誰かがドアを開けた。
お母さんかなと思った。
その姿はぼんやりとしかみえなかったが、お母さんではない。
シルエット的にお父さんだった。
お父さんが何か言っていたが聞き取れなかった。
「お父さん、何言ってるの。聞こえないよー。」って
言おうとしたが声が出ない。
するとお父さんの後に赤いものが見えた。
それは救急車のクルクル回るライトのようだった。
その点滅しながら回っている赤いライトを見ていたら息が苦しくなってきた。
「あ、このままだったら私は死んでしまう。」
直感的にそう思った。
そこで目が覚めた。
目が覚めた時私は息をしていなかった。
顎を突き出したような格好で寝ていたようで
舌が喉を塞いでいた。
私はとっさに舌に力を入れてゼイゼイと息をした。
寝相が悪くて死にかけていたのだった。
****ここまでが三女の世界****
私はその話を聞いて、しばらく茫然としていた。
そんな事があるのか。
寝相の違いで間違って死んでしまうことがあるのか。
調べてみたら、これは舌根沈下(ぜっこんちんか)というらしい。
舌の根元の力が緩んで舌の根元が咽喉に落ちてしまい
気導を塞いでしまうらしい。
「気を付けてね。」
私は三女に何度も言った。
これからは横を向いて寝て欲しいと伝えた。
ああ、でも、夢の中で夫が助けてくれたのだと思うと
ありがたさでいっぱいになる。
ありがとう、あなた。
少しして、都会に住む二女から電話が来た。
ほぼ毎日電話がくる。
ひと通り話が終わり、三女の先ほどの話を伝えたくなり
電話を三女に代わってもらった。
三女の話を聞いた二女はとても心配した。
そして、お父さんが救ってくれて良かったと喜んでいた。
そして、二女は中学生か高校生の頃、
体調が悪くてお父さんと病院に行った日の事を話し始めた。
これからは学生時代の二女の世界である。
***二女の世界***
私はその日、とても具合が悪くて
お父さんに連れられて病院に行った。
MRIなど詳しい検査をしていた。
私は採血をしている途中に意識を失い倒れたらしい。
少ししてほわーっと真っ白な場所で
お花畑のようなところに自分がいた。
遠くに川のようなものが見えた。
川の向こうにはたくさんの人がいて
こっちにおいでと手招きをしていた。
その中に、亡くなったおじいちゃんがいた。
私は懐かしくって駆け寄ろうとした。
「こっちに来れば駄目だ!」
おじいちゃんが怒鳴った。
「ええ!そんなに怒鳴る事ないじゃないか!」
私はとても腹が立ち、足を止めた。
「〇〇〇―!〇〇〇!(私の名前)」
私の名前を必死で呼ぶお父さんの声で目覚めた。
私はふわーっとした感じで、
あー、良く寝たという感じがした。
お父さんはかなり焦った感じで私の名前を呼んでいた。
どうやら私は危ないところだったようだ。
***ここまでが二女の世界***
そうだったのか。
当時、二女は酸素吸入などは付けられていなかったから、
それほど重篤な状態ではなかったのだと思うが
しかし、ほんの一瞬だけでも生死を彷徨ったのである。
神様や仏様が本当にいらっしゃるのかは分からない。
でも、ご先祖様が私たちを守って下さっているのは絶対だと思う。
ありがとう、お父さん。
ありがとう、あなた。
その後、三女はお仏壇に線香をあげてお父さん達に手を合わせた。
お線香の煙は、ご先祖さまにとってはご飯なんだと二女から教えてもらった。
いっぱい食べてください。
いつも私たちを守って下さりありがとう。
もう少し、こちらの世界で頑張るね。
今回は
救われた命2つ
ということをお伝えいたしました。
本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。
山田ゆりでした。
■■■インタビューを受けました■■■
https://www.youtube.com/watch?v=jEq5g0xZ6RY&t=134s
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「読むとほっこりする」
「胸にじーんと来ました」
などの感想をいただいています。
.。*゚+.*.。 ゚+..。*゚+
大それたことはしなくてもよい
そこに向かう姿勢が大事
日々忘れない努力をする
.。*゚+.*.。 ゚+..。*゚+
※音声と文章、どちらでも楽しめます。
おはようございます。
山田ゆりです。
今回は、
救われた命2つ
ということをお伝えいたします。
コロナワクチン接種2回目をした長女。
昨日も38度台の高熱が続いた。
『ゼリー・チョコ・アイス・ホットレモンなど
ほぼ液体しかとっていないからお腹が空いた。
夜、お刺身が食べたい。』
と、長女からラインが届き、
私は残業せずにスーパーへ寄ってから帰宅した。
長女は高熱があるのに夕飯の支度をしていた。
「寝てれば」と言う私の言葉に
「無性に食べたくなって」と言い、
卵スープと鶏肉のカリカリ焼きを作っていた。
私なら何もやらずにお任せするところだ。
やがて長女は料理を終え、温かいスープをすすりながら
冷たい刺身を美味しそうに頬張っていた。
熱はあるが、食欲があるのはまだいい方かもしれない。
食事が終わった長女はお風呂へ向かった。
ダイニングで三女と二人になった。
「お母さん、私、死にかけたの。」
突然、三女が言い出した。
は?
私は耳を疑った。
どういうこと?
これからは三女の世界である。
****ここからは三女の世界***
寝ていたら下からお母さんの
「ご飯できたよー」って声が聞こえた。
起きなきゃと思ったが起き上がれなかった。
少しすると誰かがドアを開けた。
お母さんかなと思った。
その姿はぼんやりとしかみえなかったが、お母さんではない。
シルエット的にお父さんだった。
お父さんが何か言っていたが聞き取れなかった。
「お父さん、何言ってるの。聞こえないよー。」って
言おうとしたが声が出ない。
するとお父さんの後に赤いものが見えた。
それは救急車のクルクル回るライトのようだった。
その点滅しながら回っている赤いライトを見ていたら息が苦しくなってきた。
「あ、このままだったら私は死んでしまう。」
直感的にそう思った。
そこで目が覚めた。
目が覚めた時私は息をしていなかった。
顎を突き出したような格好で寝ていたようで
舌が喉を塞いでいた。
私はとっさに舌に力を入れてゼイゼイと息をした。
寝相が悪くて死にかけていたのだった。
****ここまでが三女の世界****
私はその話を聞いて、しばらく茫然としていた。
そんな事があるのか。
寝相の違いで間違って死んでしまうことがあるのか。
調べてみたら、これは舌根沈下(ぜっこんちんか)というらしい。
舌の根元の力が緩んで舌の根元が咽喉に落ちてしまい
気導を塞いでしまうらしい。
「気を付けてね。」
私は三女に何度も言った。
これからは横を向いて寝て欲しいと伝えた。
ああ、でも、夢の中で夫が助けてくれたのだと思うと
ありがたさでいっぱいになる。
ありがとう、あなた。
少しして、都会に住む二女から電話が来た。
ほぼ毎日電話がくる。
ひと通り話が終わり、三女の先ほどの話を伝えたくなり
電話を三女に代わってもらった。
三女の話を聞いた二女はとても心配した。
そして、お父さんが救ってくれて良かったと喜んでいた。
そして、二女は中学生か高校生の頃、
体調が悪くてお父さんと病院に行った日の事を話し始めた。
これからは学生時代の二女の世界である。
***二女の世界***
私はその日、とても具合が悪くて
お父さんに連れられて病院に行った。
MRIなど詳しい検査をしていた。
私は採血をしている途中に意識を失い倒れたらしい。
少ししてほわーっと真っ白な場所で
お花畑のようなところに自分がいた。
遠くに川のようなものが見えた。
川の向こうにはたくさんの人がいて
こっちにおいでと手招きをしていた。
その中に、亡くなったおじいちゃんがいた。
私は懐かしくって駆け寄ろうとした。
「こっちに来れば駄目だ!」
おじいちゃんが怒鳴った。
「ええ!そんなに怒鳴る事ないじゃないか!」
私はとても腹が立ち、足を止めた。
「〇〇〇―!〇〇〇!(私の名前)」
私の名前を必死で呼ぶお父さんの声で目覚めた。
私はふわーっとした感じで、
あー、良く寝たという感じがした。
お父さんはかなり焦った感じで私の名前を呼んでいた。
どうやら私は危ないところだったようだ。
***ここまでが二女の世界***
そうだったのか。
当時、二女は酸素吸入などは付けられていなかったから、
それほど重篤な状態ではなかったのだと思うが
しかし、ほんの一瞬だけでも生死を彷徨ったのである。
神様や仏様が本当にいらっしゃるのかは分からない。
でも、ご先祖様が私たちを守って下さっているのは絶対だと思う。
ありがとう、お父さん。
ありがとう、あなた。
その後、三女はお仏壇に線香をあげてお父さん達に手を合わせた。
お線香の煙は、ご先祖さまにとってはご飯なんだと二女から教えてもらった。
いっぱい食べてください。
いつも私たちを守って下さりありがとう。
もう少し、こちらの世界で頑張るね。
今回は
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本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
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