早く帰りたいと思っている時に仕事が降ってきた【音声と文章】
山田ゆり
00:00 | 00:00
≪5分55秒で聴けます≫
音声と文章
どちらでもお好きな方をどうぞ。
おはようございます。
山田ゆりです。
今回は、
【早く帰りたいと思っている時に仕事が降ってきた】
ということをお伝えいたします。
仕事が終わるまであと2分というところで
仕事が降ってきた。
今日は亡き夫の誕生日。
夜、皆で美味しいものを食べてお祝いする予定になっていた。
そろそろPCの電源を切ろうかなと思っていた矢先に
営業のAさんが私の方に近づいてきた。
私の机は事務所の奥の方にあるから
普段、私に用事がない限り、
営業の方はこちらに来ない。
今日は早く上がろうとウキウキ気分だった私の心に
黒い雲が現れた。
予想通りAさんは書類作成を頼んできた。
その書類の期限を見ると
なんと明日の午前9時。
という事は、今、やるしかない。
なんでそんなギリギリになって持ってくる!
私はいつもの笑顔だったが、
しかし、心の中でそう叫んでいた。
「締め切りは明日なんだけど
来週でもいいって先方が言っているから来週でも大丈夫です。」
とAさんがおっしゃった。
来週でもいいことを
仕事が終わるこのタイミングで持ってくるか?
来週でもいいが、でも、本当は今欲しい
それが本音だと
瞬時に悟った。
「かしこまりました。」
私はたくさん言いたい事があったが
それらの言葉を全て呑み込んで
その一言を返した。
ここはやるしかないのだ。
愚痴や相手を責めている場合ではない。
私は時間通りに帰れない悔しさをPCにぶつけた。
入力するスピードがいつもより早く感じた。
入力しながら気が付いた。
この書類は最終的に直属の上長から
会社の印鑑をいただかなければいけないものだ。
つまり、私がいくら頑張って書類を作っても
上長が時間になってお帰りになったら
私の仕事は完結しない。
上長に少し待ってほしいと言おうか。
私は入力の速度を落とさず考えた。
しかし、いつも事務所内の事を察知している上長だ。
皆の電話の様子や、社内のやりとりなど
彼女はいつもそれらを感知している方だ。
私の机と並んで彼女の机がある。
歩いて5歩もしない距離だ。
PCを打ちながら、横の感覚を伺った。
彼女はまだ帰る様子がなかった。
彼女は私の気持ちを察して下さっていると信じた。
話をしている時間も惜しかった私は
PCの速度を落とさず最後まで入力しきった。
何度か読み直し、出力して体裁を整え
もう一度出力して文章を小さな声で読み上げ
間違いがない事を確認し
自分にOKを出した。
そしてそれらの書類を見やすいように順序良く並べ直し
直属の上長へ持って行った。
彼女は余計な事は何も言わず
快く書類を受け取り
会社の印鑑を押して下さった。
この心遣いがありがたい。
彼女とは心が通じていると思う瞬間だ。
出来上がった書類のコピーをとり
営業のAさんに「お待たせしました」と
にっこり微笑みながら書類をお渡しした。
複合機に自分の書類が残っていないかを確認して
私はPCの電源を切り
直属の上長にお礼と挨拶をして会社を出た。
帰りたい時刻から既に40分が経過していた。
車にエンジンをかけながら
営業のAさんから仕事を依頼された時に
心の闇を口に出さずにやれた自分に
「よくやった」と〇をあげた(≧◇≦)
私が満足のいく仕事ができているのは
自分の頑張りだけではないといつも感じる。
自分の仕事を完結できているのは、
今回の直属の上長のように
周りの方々の協力や思いやりによるところが大きい。
私は常日頃、人に恵まれている。
だから私は特別なことがなくても
いつも幸せを感じている。
今回は
【早く帰りたいと思っている時に仕事が降ってきた】
ということをお伝えいたしました。
本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。
山田ゆりでした。
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しかし、心の中でそう叫んでいた。
「締め切りは明日なんだけど
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とAさんがおっしゃった。
来週でもいいことを
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瞬時に悟った。
「かしこまりました。」
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それらの言葉を全て呑み込んで
その一言を返した。
ここはやるしかないのだ。
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歩いて5歩もしない距離だ。
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PCの速度を落とさず最後まで入力しきった。
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そしてそれらの書類を見やすいように順序良く並べ直し
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にっこり微笑みながら書類をお渡しした。
複合機に自分の書類が残っていないかを確認して
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直属の上長にお礼と挨拶をして会社を出た。
帰りたい時刻から既に40分が経過していた。
車にエンジンをかけながら
営業のAさんから仕事を依頼された時に
心の闇を口に出さずにやれた自分に
「よくやった」と〇をあげた(≧◇≦)
私が満足のいく仕事ができているのは
自分の頑張りだけではないといつも感じる。
自分の仕事を完結できているのは、
今回の直属の上長のように
周りの方々の協力や思いやりによるところが大きい。
私は常日頃、人に恵まれている。
だから私は特別なことがなくても
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今回は
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