またひとつ、我が家の不思議伝説にプラスした【音声と文章】
山田ゆり
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※音声と文章、どちらでも楽しめます。
おはようございます。
山田ゆりです。
今回は
またひとつ、我が家の不思議伝説にプラスした
ということをお伝えいたします。
「あれ?おかしいなぁ。シャッターが開かない。」
我が家の車庫のシャッターのカード型リモコンの「開」を押しても
反応がない。
「ON」「OFF」を切り替えてみても
カードのあかりが付かない。
電池が切れたようだ。
前回電池を交換したのはいつだったろうと
記憶をたどったが覚えていない。
このカードは以前夫が使っていて私にきたものだった。
夫が亡くなって初めてこのカードの電池交換をする時が来た。
つまり、最低でも1年半は経ったという事だ。
リモコンでシャッターが開かないのはとても不便だった。
雪が深々と降り積もる朝、車庫の脇のドアを開けて車庫に入る。
ひざ辺りまで雪がつもっているから
そのドアの周りだけは特別に雪を寄せなければドアは開かない。
そして、車庫の中にあるシャッターを
上げ下げする機械のボタンを押してシャッターを上げる。
車を車庫から出す。
いつもだったら車に乗りながらリモコンでシャッターを下ろす。
しかし、リモコンは何度押しても降りない。
だから、私は車から降りて
首をすくめながら小走りに車庫に向かい
シャッターの機械の「下」のスイッチを押す。
スイッチが降り始め私は急いで車に戻る。
会社から帰宅した夜は本当に不便だった。
リモコンがきかないから車から降りて
車庫に入ってシャッターを開ける。
シャッターが上がり切るまで
寒い車庫の中で待っている。
いちいち車庫に行かなければいけないのが面倒だったが、
雪が降っているからなおさら車庫の上げ下げが嫌だった。
電池交換はすぐにできることなのに
私はいつも忘れていた。
何度も買う機会があったのに
そのカードを車の中のいつものところにおいていて、
電池の型番を確認していなかったから
電池を買いそびれていた。
そもそも、電池がどこに入っているのか
確認していなかった。
何となくの記憶で
ドライバーを使って開けなければいけなかったような記憶があった。
小さなドライバーが必要になる。
ドライバーはどこにあったか。
私はこのように、ごてごてだった。
そうこうしている内に
リモコンの電池が切れてから1週間はあっという間に過ぎた。
その間も、雪が降り積もる中、
車庫と車を行き来しながら車の出し入れをしていた。
「いい加減、電池を交換しなくっちゃ。」
私はやっと、本気になり
小さなドライバーを用意してシャッターのリモコンの裏を見た。
すると、なんと、ドライバーは必要なく
少し押しながらスライドすれば電池が出てきた。
「なんだ、こんなに簡単だったのか」
私は拍子抜けした。
固定観念で小さなドライバーが必要だと勝手に頭の中にあり
その小さなドライバーを用意するのが面倒で一週間が経ってしまったのだ。
「やれやれ、もっと早く確認しておけばよかった。」
そして私は電気屋さんに行ってボタン電池を購入した。
「これで雪の中、シャッターの開け閉めの為に車からでなくてもいい。」
そう思うと、とても嬉しかった。
私は嬉しくて車に入ってすぐに電池を交換した。
私は自宅に戻り、シャッターの近くまで来てリモコンのスイッチを押した。
しかし、シャッターは動かない。
何度押しても動かない。
リモコンを見てみると、スイッチを押すと付くはずのランプがつかない。
何度押しても同じだった。
そうか、電池が切れたのではなく
リモコンが故障してたのか。
私はとても落胆した。
それではこのリモコンを手配しなければいけない。
でも、どうやって手配をするのだろうか。
毎日の忙しさにかまけて
私はその手配をしなかった。
分からないという理由で
一日一日が過ぎて行った。
それからまた一週間はあっという間に過ぎて行った。
リモコンを使えなくなって二週間以上経ったころ、
いい加減、なんとかしないといけないと思った。
まず、どこの会社なのか、それを調べた。
カードには電話番号は書かれていなかった。
今はネットの時代。
何でも検索すれば答えらしきものが得られるだろう。
そう思いながら、しかし、日中忙しく仕事をしていて
そしてお昼は午後の為に昼寝をしているからそれを調べることができない。
夜は帰宅するとすることがたくさんあり
のんびり調べている時間がもったいなかった。
だから、またずるずると日にちが過ぎて行った。
リモコンが使えなくなって三週間くらいたった時に
いくらなんでも、これはいけない。
そう思った。
ある日のお昼時間、
シャッターの会社のHPを開き
リモコンの修理などはどうするのかを調べた。
運よくその画面を開くことができた。
どうやら修理ではなく
リモコンを買い替えなければいけないのが分かった。
仕方ない、買い替えよう。
そして、ネットで注文しようとしたら
リモコンの買い替えはネットで対応しておらず、電話をしてくださいと書いてあって
電話番号が載っていた。
私はその番号に電話をしてリモコンを注文した。
少しして地元の販売店から電話が来て
再度、リモコンの裏面に書かれている番号を聞かれ答えた。
あとはリモコンが来るのを待つだけ。
そしてそろそろリモコンが届くという日、
いつも通りに車庫の近くまできた私は
「これ、もう、お別れだよな~。」と言って
リモコンのスイッチを押した。
開くはずもないと思っていたが
愛着のあるリモコンである。
このリモコンは私が使う前に夫が使っていた。
だから、壊れてもこのリモコンは
「思い出コーナー」に置いておこうと思っている。
しかし、開かないはずのシャッターが
上がり始めた。
私は目を疑った。
カードを見ると、これまで何回やっても
ランプのあかりが付かなかったのに
ついていた!
数日後にリモコンは納品された。
リモコンが復活したとは恥ずかしくて言えなかった。
リモコンが使えなくなってから
何度も何度もスイッチを押してみていた。
でも、一度も反応はなかった。
それなのに
新しいリモコンが手元に来ることになったら
なぜか直ってしまった。
夫が使っていたリモコン。
この一か月間、
私は夢を見ていたのだろうか。
それとも夫からの何かのメッセージなのだろうか。
この話は我が家の
不思議伝説に加えようと思う(≧◇≦)
今回は
またひとつ、我が家の不思議伝説にプラスした
ということをお伝えいたしました。
本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。
山田ゆりでした。
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『読むとほっこりする』
『胸にじーんと来ました』
などの感想をいただいています。
.。*゚+.*.。 ゚+..。*゚+
大それたことはしなくてもよい
そこに向かう姿勢が大事
日々忘れない努力をする
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雪が深々と降り積もる朝、車庫の脇のドアを開けて車庫に入る。
ひざ辺りまで雪がつもっているから
そのドアの周りだけは特別に雪を寄せなければドアは開かない。
そして、車庫の中にあるシャッターを
上げ下げする機械のボタンを押してシャッターを上げる。
車を車庫から出す。
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だから、私は車から降りて
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シャッターが上がり切るまで
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雪が降っているからなおさら車庫の上げ下げが嫌だった。
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私はいつも忘れていた。
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電池を買いそびれていた。
そもそも、電池がどこに入っているのか
確認していなかった。
何となくの記憶で
ドライバーを使って開けなければいけなかったような記憶があった。
小さなドライバーが必要になる。
ドライバーはどこにあったか。
私はこのように、ごてごてだった。
そうこうしている内に
リモコンの電池が切れてから1週間はあっという間に過ぎた。
その間も、雪が降り積もる中、
車庫と車を行き来しながら車の出し入れをしていた。
「いい加減、電池を交換しなくっちゃ。」
私はやっと、本気になり
小さなドライバーを用意してシャッターのリモコンの裏を見た。
すると、なんと、ドライバーは必要なく
少し押しながらスライドすれば電池が出てきた。
「なんだ、こんなに簡単だったのか」
私は拍子抜けした。
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その小さなドライバーを用意するのが面倒で一週間が経ってしまったのだ。
「やれやれ、もっと早く確認しておけばよかった。」
そして私は電気屋さんに行ってボタン電池を購入した。
「これで雪の中、シャッターの開け閉めの為に車からでなくてもいい。」
そう思うと、とても嬉しかった。
私は嬉しくて車に入ってすぐに電池を交換した。
私は自宅に戻り、シャッターの近くまで来てリモコンのスイッチを押した。
しかし、シャッターは動かない。
何度押しても動かない。
リモコンを見てみると、スイッチを押すと付くはずのランプがつかない。
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上がり始めた。
私は目を疑った。
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リモコンが復活したとは恥ずかしくて言えなかった。
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何度も何度もスイッチを押してみていた。
でも、一度も反応はなかった。
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なぜか直ってしまった。
夫が使っていたリモコン。
この一か月間、
私は夢を見ていたのだろうか。
それとも夫からの何かのメッセージなのだろうか。
この話は我が家の
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今回は
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本日も、最後までお聴きくださり
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