既に与えられている幸せに気づいた＾＾
山田ゆり
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※音声と文章、どちらでも楽しめます。
おはようございます。
山田ゆりです。
今回は、
既に与えられている幸せに気づいた^^
ということをお伝えいたします。
母は尋常小学校しかでていなくて
自分の名前は書けるが
普通の字はまともに書けない人だった。
何となくそれっぽいがちょっと惜しい。
そんな日本語を書いていた。
尋常小学校ではなぎなたや
防空壕にもぐる練習などがほとんどで
まともに勉強をした記憶がないと母は言っていた。
母の字はいつも面白かった。
私たちはへんやつくりなどを
教育されているから
漢字の意味が分かる。
しかし、母の場合、
イメージで漢字を書いていた。
私の悪筆は母に似たのかもしれない。
文字には、等間隔に書くとか
スラっと見える書き方があるらしい。
NHKのいくつかの講座の中に
筆ペンの講座があった。
悪筆に悩んでいた私は独身時代、
筆ペンを習いに行ったことがある。
先生は40代くらいの男性だった。
1980年代の当時
まだPCは一般的ではない時代。
だから、メールなんてなかった。
私は、万年筆で手紙を書くのが好きだった。
便箋は縦長で装飾がない
ありきたりのものが好きだった。
字を大きめに書き
縦に流れるように書く感じが好きだ。
でも、一番は
その先生に会いたいから出かけていた。
その先生は、いつも褒めて下さった。
自分が書いたものを先生のところに持って行く。
先生は
「う～ん。ここの伸ばすところがいいですねぇ」とか
「この、広がりがいいですねぇ」とか
必ず褒めて下さる。
きっとそれが先生のポリシーなのだろう。
褒める言葉が重複する事はなかったから
先生の褒め方は本当に心がこもっていた。
シーンと静まり返った教室の中で
先生の声だけが聞こえる。
だから自分の添削も
他の方の添削も
聴こえてくる。
先生は必ずどこかを褒めて下さった。
信じられないくらい人を褒めて下さる。
こんな方もいるのだと私は思った。
褒めて育てる。
よく言われる言葉だが
でもなかなかそれを実行するのは難しいと思う。
だから、私はその講座の期間が終わっても
何シーズンか通った。
字が少しでもうまくなりたいというのもあったが
プラスのイメージを与えてくださる
その先生にお会いするのが楽しみになっていた。
これが今の私の血肉になっていると思う。
あの先生、今はどうされていらっしゃるだろうか。
褒めて育てる。
それを教えてくださった先生。
出逢いに感謝。
こうして当時を振り返っていて
ふと、気が付く。
今、私がお世話になっている先生も
いつも私を褒めて下さる。
ほんの些細な事でも褒めて下さる。
それが全く嘘っぽくない。
いつもどんな時でも肯定して下さる。
今の先生に出会ったとき、
私のこれまでの人生で
出会ったことのない方だと感動したが
しかし私は40年前に
既に出会っていた。
現在の先生はあの頃の先生に似ている事に気が付いた。
出逢いも幸せも
今が初めてだと思っているが
しかし、それらは既に体験していることだったりする。
既に与えられている幸せに
気が付いていないだけかもしれない。
今回は
既に与えられている幸せに気づいた^^
ということをお伝えいたしました。
本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。
山田ゆりでした。
◆◆メールマガジン◆◆
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大それたことはしなくてもよい
そこに向かう姿勢が大事
日々忘れない努力をする
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https://note.com/tukuda/m/m5b66808db98c
「読むとほっこりする」
「胸にじーんと来ました」
などの感想をいただいています。
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山田ゆりです。
今回は、
既に与えられている幸せに気づいた^^
ということをお伝えいたします。
母は尋常小学校しかでていなくて
自分の名前は書けるが
普通の字はまともに書けない人だった。
何となくそれっぽいがちょっと惜しい。
そんな日本語を書いていた。
尋常小学校ではなぎなたや
防空壕にもぐる練習などがほとんどで
まともに勉強をした記憶がないと母は言っていた。
母の字はいつも面白かった。
私たちはへんやつくりなどを
教育されているから
漢字の意味が分かる。
しかし、母の場合、
イメージで漢字を書いていた。
私の悪筆は母に似たのかもしれない。
文字には、等間隔に書くとか
スラっと見える書き方があるらしい。
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筆ペンの講座があった。
悪筆に悩んでいた私は独身時代、
筆ペンを習いに行ったことがある。
先生は40代くらいの男性だった。
1980年代の当時
まだPCは一般的ではない時代。
だから、メールなんてなかった。
私は、万年筆で手紙を書くのが好きだった。
便箋は縦長で装飾がない
ありきたりのものが好きだった。
字を大きめに書き
縦に流れるように書く感じが好きだ。
でも、一番は
その先生に会いたいから出かけていた。
その先生は、いつも褒めて下さった。
自分が書いたものを先生のところに持って行く。
先生は
「う～ん。ここの伸ばすところがいいですねぇ」とか
「この、広がりがいいですねぇ」とか
必ず褒めて下さる。
きっとそれが先生のポリシーなのだろう。
褒める言葉が重複する事はなかったから
先生の褒め方は本当に心がこもっていた。
シーンと静まり返った教室の中で
先生の声だけが聞こえる。
だから自分の添削も
他の方の添削も
聴こえてくる。
先生は必ずどこかを褒めて下さった。
信じられないくらい人を褒めて下さる。
こんな方もいるのだと私は思った。
褒めて育てる。
よく言われる言葉だが
でもなかなかそれを実行するのは難しいと思う。
だから、私はその講座の期間が終わっても
何シーズンか通った。
字が少しでもうまくなりたいというのもあったが
プラスのイメージを与えてくださる
その先生にお会いするのが楽しみになっていた。
これが今の私の血肉になっていると思う。
あの先生、今はどうされていらっしゃるだろうか。
褒めて育てる。
それを教えてくださった先生。
出逢いに感謝。
こうして当時を振り返っていて
ふと、気が付く。
今、私がお世話になっている先生も
いつも私を褒めて下さる。
ほんの些細な事でも褒めて下さる。
それが全く嘘っぽくない。
いつもどんな時でも肯定して下さる。
今の先生に出会ったとき、
私のこれまでの人生で
出会ったことのない方だと感動したが
しかし私は40年前に
既に出会っていた。
現在の先生はあの頃の先生に似ている事に気が付いた。
出逢いも幸せも
今が初めてだと思っているが
しかし、それらは既に体験していることだったりする。
既に与えられている幸せに
気が付いていないだけかもしれない。
今回は
既に与えられている幸せに気づいた^^
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本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
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