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「植物電子の本」 平沢進 ①

昨日届いた、
平沢氏のギターアルバム。

ギターアルバムは二作目とのことだが、
私にとっては、「初」。

声はあるものの、歌詞も、歌もなくて、
どこまで楽しめるのだろう???と、
疑心暗鬼のままの初聴となった。

一度しか聴いていないのに、
感じたことを言葉にしようとする「バカ度胸」を与えてくれたのは、
歌詞のない音楽の持つ「自由さ」だ。

とにかく、
色彩鮮やかな世界。
植物から放たれる青々しい匂いが部屋中に充満する。
人々の営みも見えた。
あれは日本ではない。
広い海の何処かに浮かぶ知られざる島??かな。
エレキギターってこういう音だったっけ??
あちこちに視線を動かして見ていたものは、
「思い出すべきもの」なのか、
「やって来たもの」なのか???

疑心暗鬼は、「杞憂」となる。
当たり前だ。


少し前にリリースされた、
ロマンス詐欺まがいの笑顔をたずさえた、
田中さんのアルバムのことが過る。

見える景色は違うけど、
呼応しあうような、
「せーの」で制作したような、
勝手に、面白共通ムードを感じている。

続く



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