「Fantasy On Ice 2023(宮城公演)」
初のフィギュアスケートショーを観て、
驚いたこと。
【全体】
★いい感じの曲が、ガンガン流れて、
光の演出は、まるでミュージシャンのライブ会場のよう、
おかげで、アウェイ感はなし。
★スケーターたちの「見せ場」では、手拍子とは別に、
「技」を讃える拍手があって、
そこは、まるでミュージカルやバレエと同じ。
★たった一人あの広い氷上で、
何千人という人たちに、
全身全霊で、
「情感を表現し伝える」というのは、
スケートのスピードを恐れない強靭な心と、
バレエのように繊細に舞うことの出来る、
神業的な「技」がなければならない。
畏れ多くも、
フィギュアスケート界では、
その「神業」のことを、
「表現力」と、さらっと位置づけているようだ。
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【印象に残った選手】
※基本的に、皆さん素晴らしかった
★「友野くん」は、
「楽しませたいーーー!!!」というハッピーエネルギーを撒き散らす、
とにかくキュートな子。
周りの席からも、
「かわいい、かわいい」と囁かれていた。
★「田中氏とフェルナンデス氏」は、
テレビで顔がアップになると、
結構な迫力(いかつい?ごつい?男臭い?)だけど、
氷上の舞は、シャープで優雅だった。
★「ランビエール先生」は、
容姿は言うに及ばず、
優雅で、知的で、
ふわっと手を伸ばしただけでも、
人の心を捉えてしまうような魅力があった。
★「ジョニー・ウィアー氏」は、
これで、プロスケーターを引退するらしく、
本当に、自分と、自分の美を出し切って、
自由に優雅に舞っていた。
あれは、「月に光」だったか、
月と月夜の「美しい静寂」を、
氷上で表現していた。
静かにスケート人生に幕を閉じるのだなと、
とにかく感動。
この洗練されたセンスは、
ユズくんも、あこがれるはずだ。
で、ユズくん。
わかっちゃいたけど、
ここまで人気が凄いとは!!!!!
ロックライブでも聞いたことのない歓声、
そして、
驚くほど、彼は、
KINGだった。
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