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【感想】ラジオドラマFMシアター「今夜、星と波の間(あわい)に」


スーパーへウォーキングしながら聞いた。
私は震災の話題は大嫌い。
いつの間にか避けていた。

実家が仙台の自分は東京在住なので被災はしていない。
でも家族や親族や友達が被災した。
随分泣いたし支援したし、人生も変わった。
だけど
「あの時どうだったか」と問われたら
自分は何も困ってない。
なのに「大変だったね」「家族は大丈夫?」って言葉が綺麗ごとみたいで嫌だった。

なんでこうなるのか分からなかった。

気の毒がられたいのか?
違う。
自分は嘘つき?
それも違う。
本当の気持ちが分からなかった。

このラジオドラマの登場人物は
ああ、そんな人もいる。と思えた。

実際ホッとした。
震災から13年経ったから作れたドラマだとも思えた。

そしてこのドラマは、仙台局の渾身の作だと思えた。

本当の自分を聞かせてください。
その時何してましたか。
何も無くて 良いんだよ。

聴き逃し配信は夜に終わるけど
間に合うならぜひ聞いて欲しい。


話しは変わるが
今年もワカメの季節になった。

三陸のワカメ
友人と大量購入し、バレー仲間に買ってもらっている。
塩分があるのでそのまま冷凍できる。
なので1年分買うのだ。

大した力にはならないけど、言葉じゃなく、食べ続ける「行動」が大事と信じている。

なのに今年は、1月・2月の低気圧で株が流されほぼ全滅なんだそうだ。

確か、大雪降ったっけなぁ。
と記憶を辿る。
生産者は天気にも振り回される。

量は少ないが それでも品物は何とかできるらしい。
ただ、価格は倍になる。

どうする?って聞かれたが
買うに決まってっぺよ!
なんだかんだで10年以上食べてんだよ。
三陸以外のワカメ買った事あるけどさ、全然違うんだから!

熱く語ってしまった。

鼻穴が広がってたかもしれん。

お世辞抜きで、三陸の、いつも送ってくれるワカメ屋さんのワカメはめちゃくちゃ美味い。
おひたし、サラダ、味噌汁。
大好きなのはワカメご飯。
そのまま細かく刻んで 炊たてご飯に混ぜるだけ。
ふりかけにしても美味い。
イカと炒めるのも好き。

聞いたら、今年は茎ワカメも送って貰えるらしい。

それでもみんな
頑張ってっからな!ってのが伝わった。

素直に嬉しい。

タフなんだよ。東北は。
細かい事気にしてた己が恥ずかしいわ。


311過ぎれば
春が来る。

自分らしく 一生懸命 暮らすっちゃ

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