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愛を呼び起こす物語
朝から雨。屋外でのイベントを楽しみにしていたけれど、雨天延期に。家に一人でいると手持ち無沙汰というか、何となく落ち着かないまま時間が過ぎてしまう。
このところ、時間があると観ているのが、BBCドラマ「 コール・ザ・ミッドワイフ ロンドン助産婦物語」見始めたら止まらなくなってしまって、今日からは遂にシーズン5に突入してしまった。
1950年代ロンドンの下町、イーストエンド。戦争の傷跡が残る町で生きる貧しい人々とそれを支えるノンナートゥスハウスのシスターと助産婦の物語。
貧困の中で、次々生まれる子ども、10代の妊娠、家族の暴力、アルコール依存症、感染症の蔓延など1話1話で起こるさまざまな問題には心が痛む。生まれてくることと老いていくこと、病と死、生きていく中で避けられない痛みや苦しみが描かれている。それなのに1話の終わりまで見たときに心が温かく満たされている。シスター達の慈愛に満ちた眼差しと祈り、助産婦達の献身に人間の善意を信じることができるからだ。
毎回必ず描かれている赤ちゃんの誕生シーンも感動だ。どんな過酷な状況であっても生まれてくる生命には輝きがあり、人々の愛を呼び起こさずにはいられない。そのシーンが見たくて見ているのかもしれない。
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