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~受験終盤に向けて役割分担を明確に!~

サイタコーチングスクール認定講師の松友喜美です。

私は、集団授業の講師、子別指導のプロ講師として、
受験生を指導しています。

また、受験までをサポートするコーチとして
受験生とその保護者の方に寄り添っています。

さて、塾では、「あと◯日」と
受験本番までのカウントダウンも始まっていますね。

受験を経験してきた私たち大人は、
入試本番までにどんなことをすればよいのかを知っています。

私は、、、
何をしていれば合格できたのかという後悔も経験しています。

特に、中学受験は、
小学生にとって初めての体験でしょうし、
小学6年生しか体験できないことでもあります。

人生で1回だけの機会。

大人たちは、秋以降、受験終盤の流れを
十分理解しているのではないでしょうか?


一方、目の前の受験生は、どうでしょう?

まだまだ受験を自分ごととして捉えていないお子さんも
いらっしゃるのではないでしょうか?

いえ、、、

多くの受験生が、
受験を自分ごととして感じていないかもしれません。

その理由の一つとして、

「あと◯日」と見ても、
子ども達は逆算の感覚がわからないからです。

ですから、

「あと何日だと思っているの!」
「いつまでゲームしているの?」
「受験生なんだから、勉強しなさい!」

こうした言葉たちは、子どもたちには響かないわけです。

受験指導する「先生」
学習計画、メンタルに寄り添う「コーチ」
心も身体も学習面も総合的にサポートする「保護者」


入試本番の日に
受験生本人が最高のパフォーマンスができるよう、
それぞれの立場からのアプローチが必要なのです。

私の最近の一例をお伝えしますと、、、

(先生として)
実力を発揮する場である公開テストも残り3~4回。

テスト前の抜き打ちテストを実施したり
時にはピリッとした雰囲気を作ったり

テストまでの過ごし方、
模試と本番の違い、
本番に向けての意識などを
学習に絡めて、授業内で話していきます。

(コーチとして)
テストの点数に一喜一憂しがちな親子。
受験生には、今すべき学習に優先順位をつけたり
「大人に対する愚痴」を聞いたり
寄り添うことに徹します。

保護者の方は、まずはとことんお話を聴いています。
日頃の思いを吐露し、思考を整理できる時空間を意識しています。

そして、
保護者として
受験生の応援団長として
家庭内で具体的にサポートできることを一緒に考えていきます。

この時期、
成績が伸び悩んだり、
学習をしていないお子さんを見ていると、
ついつい批判的な視点を持ちがちです。

でも、
それぞれの立場への不満を口にしても
合格は近づきません。

それぞれの立ち位置で、
今できることに徹すること。

大切なことは、

子どもたちを混乱させないために、
それぞれの「立場」の境界を越えないことです。

お互いにコミュニケーションを取りつつも
立場にバウンダリー(境界線)を引くこと。

それが、受験生が本領を発揮できる最善策なのです。


【学習指導・セッションの詳細はこちらです】
現在、満枠に近いためサイトからの募集を停止しております。
お問合せから、ご連絡くださいね。
https://www.reservestock.jp/pc_reserves_v2/courses/16793

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