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40代の私から20代の私へ~伝えておきたいメッセージ


「40歳以上の人が振り返って、20歳の自分に言っておきたいこと」。

すこし古いですが、2015年に日経電子版がインターネットアンケートを行った結果が興味深かったので、それに乗っかって書いてみます。


もし、あなたが40代以上に該当するなら、ちょっと考えてみると面白いかもしれません。


アンケート結果の上位3位のうち2つは、「さもありなん」な回答でしたが、1つは「それ、それ大事!」と声を大にして言いたいことでした。


さて、その結果とは?


ひまわり


【40代以上の人が振り返って、20代の自分に言っておきたいこと】

1位 貯金をしよう
2位 本当にやりたい仕事を
3位 勉強をしよう

※ちなみに4位~10位はこんな感じ⇒反省・後悔…20歳だった私へ、伝えたいこと(NIKKEI STYLE)

いかがですか?

「貯金」と「勉強」。これは「真面目な大人(!)」なら、若者におすすめする人生の2大教訓と言えるかもしれません。

結婚をして子供を持つという人生を選択したら、おのずと出費が増えますから、日々の家計のやりくりに必死で貯金が難しくなるのは目に見えています。また、家庭を持てば、独身の頃と違い、時間だってすべて自分の自由には使えません。若くて体力も時間も吸収力もあるうちに、勉強をしておくほうがいいというのも納得です。


でも。


私はそんなにこの2つが大切とは思わないのですね。


貯金ゼロでは困るけれど、20代はがむしゃらにお金を貯めるよりも、友達と飲んだり、心赴くまま旅に出かけたり、お稽古や学びの場に出向いたりなど、「自分に投資」するお金の使い方をしたほうが良いと考えています。

投資によって「体験値」を高めること、豊かな時間を過ごすこと、ときには無駄遣いをしながらも、自分にとって有意義なお金の使い方を学んでいくこと。これが将来、とっても役に立つと思っています。


「勉強」も、いろいろな意味合いがありますよね。知識や情報を取り込むだけの「頭でっかち」な勉強ではなく、ある程度基礎固めをしたら「行動」していく。「勉強」と「行動」のサイクルを上手に循環させていく体質をつくっていくことのほうが大事かなと思います。知識だけあっても、それを「やりたいこと」に活かしていけないのでは宝の持ち腐れです。

また、今は世の中の変化のスピードも速いので、ある意味、一生「勉強」は続きます。若い頃の蓄積だけでは足りないことも多いので、「勉強」へのハドルを下げ、習慣化するという意味では、早く始めるに越したことはないかもしれません。


で、本丸の「本当にやりたい仕事を」。これは、就職に悩む学生や仕事で行き詰まっている若者社会人には、ぜひ伝えたいことです‼


待遇やお給料や会社の知名度・安定度も大事かもしれません。ですが、仕事は1日の大半を使って、何十年とやっていくもの。条件や権威付けに重点を置くあまり、「気持ち」の部分を無視して仕事を決めても、続けるのが辛くなってしまう可能性大です。


もちろん、「本当にやりたいこと」がまだわからないという場合もあるでしょうし、「やりたい」と思ったことだけれど、実際にやってみたら「思っていたのと違った」というケースもあるでしょう。

そうした場合でも、「自分の本当にやりたい」ことにたどり着くための試行錯誤を怠らないことが、後悔を生まないためには必要と言えます。20代だからこそ、大胆な冒険や、行ったり来たりの自分探しも許されるもの。いい大人になってしまったら、できない冒険もありますし、いい大人になってまで、ふらふら自分探しを続けているのは痛いと思われることもありますから。

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「やりたい」ことがわからないなら、まずは目の前のことを一生懸命にやってみる。「違う」と思ったら、違和感を放置せず、どうしたら自分が居心地よく働けるのかを考えてみる。

いたずらに不安がらず、愚痴をこぼさず、文句を言わず、自分にとっての「これは譲れないという基準」を見つけることが、仕事に限らず、どんなことに対するときでも幸せを実現するためには必要なことではないかと思うのです。自分の「芯」を見つけていく作業。これを、20代という時期に行っておくと、30代以降からの伸び代がグッと変わってくるような気がします。

でも、これが2位にランクインするということは、「40代の今現在、本当にやりたい仕事には就いていない」という人が多いということでもあるのですよね!?そのことのほうが、私には気になります。


もし、そうなら、40代以降であっても、遅くはありません。年を重ねた今だからわかった「本当にやりたいこと」「先延ばしにしてきたけれど、チャレンジしたいこと」に手をつけてみてもいいのではないでしょうか。人生を後悔しないために。

自身も40代を迎え、アラフィフに手が届き、「人生後半戦」に入ったことを少しずつ意識するようになってきています。でも、「後半戦」と言ったって、一昔前のように「悠々自適な隠居生活」ではありません。


定年は延長され、年金の支給開始年齢だって、いつになるかわからない時代。「生涯現役」でいることを、真剣に考えたほうがいいかもしれませんよね。


「現役」と言っても、がむしゃらにでなくてもいいと思うのです(それは無理だと思いますし)。「本当にやりたいことを仕事にする力」、いえ「仕事」にまでしなくても「楽しんで打ち込める時間」をいくつになっても持てていると、自分の人生への満足度・幸福度がグンと上がっていくのではないでしょうか。


もちろん、ちょこっとでも「報酬」になるような道筋をつけられれば嬉しいですけれどね♪ そういう意味で、インターネットを使って「好きなことを発信」しながら報酬をもらえるしくみを構築することは、何歳からでも参入できますし、これからの時代、大きな選択肢になっていくと思いますよ


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