言葉よりも大切なもの
今日5月18日は「言葉の日」なのだそう。
朝のラジオでそんなことを言っていた。
実は最近、言葉についてすごく気になっていた。
なぜかと言うと、この本を読んだから。
友達が「すっごく面白いから読んですぐに感想聞かせて‼️」って貸してくれた。
その友達も同じように友達に言われて、この本をプレゼントされたのだそう。
この本を読んでみたら、人っていうのは言葉ですれ違う生き物なんだって、つくづく思った。
そんな場面がたくさん描かれていて、自分の体験に投影してはちょっと辛くなってしまう。
愛する人の態度を責めてしまった自分を後悔したり、言葉にならなかった思いを汲み取れなかったのかと悲しくなったり、、そんな思いが次々とやってくる。
私の友達も、何十年も前の出来事は、もしかしたら言葉のすれ違いがあったかもしれない、って悲しい思いをしていた。
そんな思いを彼女は私と共有したかったのだ。
今更どうにもならない、そんな悲しみは誰でも持っているもの。
相手の言葉の本当の意味や、ましてや言葉にならなかったことは知りようがないから。
人は言葉を使い始めてから、ずっと言葉に振り回されて生きている。
でも、もし言葉がなかったら❓
伝えたいこともだいぶ伝わらない。
言葉は全然万能じゃないけれど、使い方に気をつければステキな道具になる。
万能じゃない部分は、眼差しだったり態度だったり、そんな雰囲気で伝えればいい。
気持ちを伝える手段はいくらでもあるから。
そんな風に思った朝に引いたカード。
何だか見透かされてるなあって思う。
いや、そんな風に思いながら引くから、こういうカードが出るのかもしれない。
何だか不思議なことだけれど、でもそういうものなのかな。
見えないチカラっていうのはきっと存在するから。