【roots】少年期
《三章》あの部屋へ
確かにこのドアだ。開けた方が良いのかな?
オーウェンが言っていた。怖い事が沢山待ち受けていると…この部屋の事だと感じる。
ドアに手を掛けて、ペリカンの曲を口ずさんだ。
負けないで行ってみよう。何かを見つけるんだ!
ルーク、ルーカスありがとう!
*
ドアを開けたら部屋にランプが20個くらい並んで光っていた。前は一つで薄暗かったのに。
これって僕の心の中の光か…。明るいって気持ちいいな。部屋の真ん中まで歩いて行った。
「オイ!オイ!なんで光を増やしてるんだよ」
あ、アイツだ。
「