#08 月猫的発想術
わたしは大抵のことに興味をもてる。
これはある意味、わたしの特技ともいえると思う。
小さい頃から文章を書くのが好きで、小学生までは童話作家、中学~大学までは小説家を目指していた。
そのわたしにとって、興味のわかないことがらというものがなかった。
なんでも小説のネタになる。
その一心で、色んなものを吸収した。
学校の授業も、毎日が新しい発見であり、とても楽しかった。
特に社会や哲学の授業がすきで、授業のたびにノートが真っ黒くなるほどメモをとっていた。
わたしにとっての勉強は、受験のためものではなく、漫画や小説を読んだりする娯楽に近かった。
家で机に向かう時間があまりにも多いもんで、当時親から「勉強ばっかりせずにたまには遊びなさい」というお叱りを得たことは、今でもはっきりと覚えている。
実際は、勉強じゃなくて小説書いてただけなんだけどねw
ちなみに、高校三年の夏期講習から塾なるものに通ったが、それを期に成績が下がったのは別のはなし。
このエピソードから、月猫が決して勉強ができるわけではないことが見て取れるかと思う。
そんな月猫だが、とりわけ社会人になってから意識している、「ものごとの考え方」がある。
リンクシンキング、とわたしは勝手に名前をつけているわけだが。
これは、月猫の発想術のひとつだ。
わたしはこの考え方をもっていままで生きながらえてきたし、この発想があるからこそ、新しいものを生み出すこともできていると考えている。
もし、似たような考え方が既に実在していたらお詫びしますw
たとえば、月猫の職の遍歴。
システムソリューション営業。
石油業界の営業。
コールセンターのオペレーター。
これらすべて、一見関係のないものにみえる。
だが、見方一つで、これらにつながりを与えることができる。
わたしは、自分の経験というものが、他で活かせないことはないと思っている。
たとえば上記、業界的には「IT業界」「石油業界」「コールセンター」と、まったく関係のないところに転職をしているように見える。
だが、わたしはこれらすべてに共通する項があると思う。
まず、全てが「ソリューションビジネス」であるという点。
ソリューションビジネス、つまり、お客様の問題を解決するためのお仕事というわけだ。
IT業界ではシステムというツールを使って、お客様の抱えている問題を解決するという使命がある。
石油業界では、今需要がある場所(足りていないというお客様の問題)に対して、適切な量と金額で共有をするという使命がある。
コールセンターでは、お客様が困り果ててもってきた相談に、全知識をもって解決にあたるという使命がある。
そしてまた同時に、これらに共通して行うのが、「コンセンサスを得る」という行動。
簡単に言うと、お互いの話をすりあわせ、落としどころを見つける行為のことだ。
月猫はこの能力が高いとよく言われるが、確かに、これを必要とするこの3つの業界で、月猫はトップをとる活躍をしている。
(自分で言うなw)
よく、「今までのことが何の役にも立たない」と嘆いているひとをみかける。
わたしは、これは気づきが足りていないだけで、なんとももったいない発言であると考える。
どんなに無関係なものでも、光の当て方ひとつで、必ずどこかにつながりがある。
全く役立たないと思っていたことが、意外な分野で力を発揮したりする。
少なくとも、学生時代からいろんなものを吸収してきた月猫だが、あれは無駄だったな…と思うことというのは多分全くないと思う。
社会に出たら学生時代の勉強なんて役に立たないとか、勉強ができるからって仕事ができるわけではないとかいわれるが、月猫は全力でこれを否定したい。
要は、「応用」ができるか否か。
ものごとのつながりを、見出すことができるかどうか。
それ次第で知識や能力はいくらでも役に立つ。
「これは全く関係ないことだから」。
そんな固定概念は捨ててしまえ。
「こうあるべきだ」とか「この理論はここにしか使えない」。
そんな思い込みも捨ててしまえ。
ものごとは、なんだってどこかでつながっている。
月猫は、学生時代に学んだことと、社会に出てから叩き込まれた論理的思考、問題点を早期に見出し解決するソリューション力、そしてコンセンサスを得るという能力を武器に、固定概念を覆したあるチャレンジを考えている。
そう、月猫にはひとつ熱いビジネス構想があったりするのだ。
これについては、次回以降、気が向いたタイミングで紹介をしたい。
きまぐれな猫のため、いつになるかは神も知らない。
なお、全体公開にすると問題ある点もありそうなため、多分有料記事にすると思うのでご勘弁をw
というわけで、乞うご期待!
みなさんも、今日からぜひともLet’sリンクシンキング!