詩歌本の店「満天の星」
https://mantennohosi.official.ecショップでは詩歌が中心となりますがこのようなものを販売します。 1.POD出版「満天の星」と川柳雑誌「川柳の話」の販売。 2.書籍JANコードがないなどで流通しにくい本の販売 (委託販売)。 3.絶版を中心とした中古本の販売。 本をお持ちで委託販売をご希望の方はご連絡ください。お役に立てるかもしれません。(詩歌に限ります) また、終活や断捨離などで不要になった本があればご連絡ください。無償で引き取ります。(詩歌に限ります) 不要となった本が新しい読み手と出会うことのマッチングをいたします。 そして、新しい取り組みとしてはサブスクリプションで川柳の添削サービスを始めます。 よろしくお願いいたします。
現代川柳 満天の星 第5号
現代川柳 第5号(2024年10月発行) 発行人 月波与生 編集人 真島久美子 ❖ 主な内容 「満天の星」第1回誌上川柳大会 結果発表 真島 凉選「白」 真島 芽選「黒」 会員川柳&エッセイ 句評 星の降る夜に月波与生 21 ≪さみしい夜の句会≫ 第2回リアル句会 in 吉野ヶ里 結果 ≪さみしい夜の句会≫ 第3回リアル句会 in 札幌 結果 漂のショートショート 川柳番傘誌を読む② 真島久美子&月波与生 句集ライムライトを読む 川柳は光景へモノを投げ込む ササキリ ユウイチ 句集「甘藍の芽」を読む 人間をうつすことば 福士かれん 『いちご畑とペニー・レイン』を読んで② 西山奈津実 四ツ屋いずみ 河野潤々 疾走する川柳たち⑤ 月波与生 『さみしい夜の句会Ⅱ』を読んで② 多弁な真夜中 樹萄らき 真島久美子句集『恋文』を読んで 月波与生
1,000円
青森縣川柳年鑑「ねぶた」2024年(第5集)
青森県川柳連盟にて発行の合同川柳句集「ねぶた」第5集(2024年版) 青森県の川柳作家、川柳愛好家180名の川柳をそれぞれ10句ずつ収録。 他に2023県内川柳大会結果、県内結社の記録、県内川柳句碑探訪②、青森県川柳連盟加入吟社・役員一覧、を収録・題字渋谷伯龍 〈東北川柳連盟総会では、各県から、川柳人口の先細りが嘆かれた。くわえて、24年秋には郵便料金の大幅な値上げとなる予定。ますます結社の運営が厳しくなることは必至である。ここは、みんなで知恵を出し合い、助け合っていきたいものである。(中略) 『川柳年鑑ねぶた』は記録誌であると同時に、青森県の川柳界を支えている基幹事業です。これなしに、不浪人賞や年度賞はかの活動はできません。一人一人の参加が川柳活動のエネルギーとなりますので、どうぞ今後ともご協力をお願いします。 (あとがきより抜粋 青森県川柳連盟事務局長 濱山哲也)
2,200円
さみしい夜の句会 第3集
2021年2月から始まったTwitter句会『さみしい夜の句会』の2023年の作品を中心まとめた第3集。参加者32名の短詩作品の他、エッセイ17編を収録。さらに川柳作家浪越靖政氏(水脈編集発行人)による句評を収録した。 「2024年、句会は4年目に入り作品の質も向上したことを主催者も感じる。贔屓目なしに見ても現代川柳の先頭集団に位置するような作品も見受けられた。とは言っても「さみしい夜の句会」のコンセプトは孤独な時間の共有であり共鳴であることは句会開始時からずっと変わってはいない。 「さみしい夜」は誰にでもあるがそのときあなたはひとりではない。スマートフォン、あるいはPCからX(Twitter )を開き、♯さみしい夜の句会のタグを付けて詩歌をつぶやいてほしい。同じような時間を過ごしている誰かがきっと反応してくれる。きっとあなたのことを読んでくれる。様々な困難は常にわたしたちを分断していくが、詩歌は人と人を接続していく文芸であり続けるだろう。いや、そうであると確信している(月波与生 「3年目の成果」) 参加者 湊圭伍、林やは、石畑由紀子、皆島妙、小原由佳、宮井いずみ、岡村知昭、川合大祐、千春、花野玖、菊池洋勝、福士かれん、片羽雲雀、雷(らい)、汐田大輝、中村マコト、うつわ、涼閑、小沢史、蔭一郎、りゅうせん、おかもとかも、しまねこくん、まつりぺきん、西沢葉火、水の眠り、みさきゆう、佐竹紫円、月立耀、十六夜/朔、はゆき咲くら、月波与生
2,000円
月波与生第1川柳句集「ライムライト」
月波与生の第一句集。 2013年の作句開始から2024年までの作品から自選300句を収録。 ちょっと不思議な現代川柳の万華鏡。 ⦿ 【収録句より】 らいおんが死んで宇宙を狭くする 万華鏡に映る蟹の産卵場 絶対音感で(イジメハアリマシタ) シロナガスクジラも図書館の一部 クリオネは重ねたくちびるから生まれ ボランティア終わり乾電池に戻る 恥ずかしいノイズで家族だと解かる 冷蔵庫開けると非正規の卵 ⦿ 【目次】 Ⅰ.必要なのは Ⅱ.勇気と Ⅲ.想像力、そして Ⅳ.少しばかりの金 Ⅴ.恐れてはいけない ⦿ 【著者略歴】 月波 与生(つきなみ・よじょう) フリーランスな川柳人。 ・2020年4月 川柳雑誌「川柳の話」発行 ・2021年2月 Twitter(現在はX)句会「さみしい夜の句会」にて短詩を募集 ・2021年4月 出版レーベル『満天の星』にて川柳句集を発行 ・2022年6月 Webショップ『満天の星』にて川柳句集の販売 ・2024年1月 川柳社「満天の星」として広く会員を募集中。川柳での表現にご興味のある方は連絡を下さい。
2,000円
いちご畑とペニー・レイン
川柳作家真島久美子と月波与生による「川柳Jam session」第1集。 『川柳の話 通信』に掲載するだけの為に始めたいちご摘み川柳。前の人の句から「一語」とって自分の句に入れて作り、次の人も同様に一語とるのですが、これには決まりがあります。前の人が摘んだ一語と同じ一語を摘んではいけません。二語摘みも禁止です。このルールで三年も続けていたのかという驚きと、面白いほど違反を連発する与生さんの学ばなさ。LINEで怒りのスタンプを何回送ったことでしょうか。(真島久美子 あとがき) 別稿で真島久美子さんもキレてるように、ぼくは「いちごつみ川柳」であることを忘れ途中何度もリンクを切っています。多分リアルいちごつみ句会では繋げるのは無理だったでしょう。これも制限時間なし、違反してもやりなおせるという空間だったから何とか完走することができました。(月波与生 あとがき) ◆プロフィール 真島 久美子(ましま・くみこ) 佐賀県生まれの佐賀県育ち。はじめての作句は四歳時。卑弥呼の里川柳会代表・佐賀番傘川柳会副会長・番傘本社同人・川柳葦群同人・川柳港同人・川柳の話編集。西日本新聞(佐賀版)ヤング川柳欄選者・ゆめさが大学川柳教室講師・(一社)全日本川柳協会常任幹事。 月波 与生(つきなみ・よじょう) Twitter句会「さみしい夜の句会」開設人。二〇二一年四月、出版レーベル『満天の星』を立ち上げる。二〇二二年六月、『満天の星』にて本格的に活動開始。今後は個人、団体の句集作成支援、絶版となった句集の発行支援、自己表現のための川柳作句支援等、川柳を幅広い層へ発信していく。
2,000円
さみしい夜の句会 第2集 月波与生編 短詩集
2021年2月から始まったTwitter句会『さみしい夜の句会』の2022年の作品を中心まとめた第2集。参加者37名の短詩作品の他、「さみしい夜」「短詩について」をテーマにしたエッセイ18編を収録。さらに川柳作家真島久美子氏(卑弥呼の里川柳会)による句評を収録した。 「さみしい夜」は誰にでもあるがそのときあなたはひとりではない。スマートフォンからTwitterを開き、#さみしい夜の句会のタグを付けてつぶやいてほしい。同じような時間を過ごしている誰かがきっと反応してくれる。困難はコロナウイルスに限らずこれからもわたしたちを分断していくが、川柳は人と人を接続していく文芸であり続けるだろう。いや、そうでありたいと念じている。(月波与生 「はじまりから2年が過ぎて」) 参加者 白水ま衣、川合大祐、抹茶金魚、みさきゆう、たろりずむ、千春、岩瀬百、しまねこくん、花野玖、まつりぺきん、藤井皐、尾内以太、蜜、雪上牡丹餅、Tomoko、片羽雲雀、涼閑、Ryu_sen、月硝子、高瀬二音、梨山碧、菊池洋勝、日下踏子、なめかわスズメ、雪の空、西沢葉火、水須ゆき子、水の眠り、雪夜彗星、しろとも、太代祐一、おかもとかも、岡村知昭、湊圭伍、蔭一郎、高良俊礼、月波与生
2,000円
青森縣川柳年鑑「ねぶた」2023年(第4集)
青森県川柳連盟にて発行の合同川柳句集「ねぶた」第4集(2023年版) 青森県の川柳作家、川柳愛好家199名の川柳をそれぞれ10句ずつ収録。 他に2022青森県柳界トピック、青森県川柳連盟三賞、第19回東奥少年少女文芸大会、第32回県民文化祭文芸コンクール、2022県内川柳大会結果、県内結社の記録、県内川柳句碑探訪①、青森県川柳連盟加入吟社・役員一覧、を収録・題字渋谷伯龍 〈22年もコロナ禍で消沈だった川柳界。川柳年鑑の参加者もぜったいに激減する、と覚悟をしていたのですが……199人、過去最高の参加をいただいたのはまさに奇跡というほかはありません。(中略)『川柳年鑑ねぶた』は記録誌であると同時に、青森県の川柳界を支えている基幹事業なので一人一人の参加が川柳活動のエネルギーとなります。どうぞ今後も青森県川柳連盟へのご協力を切にお願いします。 (あとがきより抜粋 青森県川柳連盟事務局長 濱山哲也)
2,200円
青森縣川柳年鑑「ねぶた」2022年(第3集)
青森県川柳連盟にて発行の合同川柳句集「ねぶた」第3集(2022年版) 青森県の川柳作家、川柳愛好家190名の川柳をそれぞれ10句ずつ収録。 他に2021青森県柳界トピック、青森県川柳連盟三賞、第18回東奥少年少女文芸大会、第31回県民文化祭文芸コンクール、2021県内川柳大会結果、県内結社の記録、青森県川柳連盟特別賞 北野岸柳特集、青森県川柳連盟加入吟社・役員一覧、を収録・題字渋谷伯龍 〈今年もコロナ禍で消沈だった川柳界。川柳年鑑の参加者もさすがに激減するのではと心配でした。ところがまたしても前集を上回る190人の参加をいただき、喜びを越して正直驚いています。、(中略)そして、あらためてコロナ禍において、川柳大会や句会は不要不急ではあるけれど、参加数が証明するように、川柳そのものは必要不可欠であるという確信ができました。『川柳年鑑ねぶた』年を重ねるごとに軌道に乗ってきました。こうした記録誌は継続が命。これからも一歩一歩、川柳連盟と共に歩んでくださいますようお願いいたします。 (あとがきより抜粋 青森県川柳連盟事務局長 濱山哲也)
2,200円
青森縣川柳年鑑「ねぶた」2021年(第2集)
青森県川柳連盟にて発行の合同川柳句集「ねぶた」第2集(2021年版) 青森県の川柳作家、川柳愛好家176名の川柳をそれぞれ10句ずつ収録。 他に2020青森県柳界トピック、青森県川柳連盟三賞、第17回東奥少年少女文芸大会、第30回県民文化祭文芸コンクール、2020県内川柳大会結果、県内結社の記録、特別寄稿「川柳王国」野沢省悟、青森県川柳連盟加入吟社・役員一覧、を収録・題字渋谷伯龍 〈事務局として、前回を上回る176人の参加者を得るにいたりホッと胸をなでおろしております。(中略)数年前、ある方から「なぜ青森県を川柳王国というのか?」との質問を受け、うまく説明できなかったことを思い出し、野沢省悟氏に特別寄稿「川柳王国」お願いしました。(中略)『川柳年鑑ねぶた』はまだ2歳、記録は継続が命です。これからも共に一歩一歩、「川柳王国」として歩んで参りましょう。〉 (あとがきより抜粋 青森県川柳連盟事務局長 濱山哲也)
2,200円
青森縣川柳年鑑「ねぶた」2020年(第1集)
青森県川柳連盟にて発行の合同川柳句集「ねぶた」第1集(2020年版) 青森県の川柳作家、川柳愛好家170名の川柳をそれぞれ10句ずつ収録。 他に2019青森県柳界トピック、青森県川柳連盟三賞、第16回東奥少年少女文芸大会、第29回県民文化祭文芸コンクール、2019県内川柳大会結果、県内結社の記録、青森県川柳連盟加入吟社・役員一覧、を収録・題字渋谷伯龍 〈とにもかくにも、まずは参加してくださった方々に対しまして、霜石理事長同様、薄くなってきた頭を下げに下げ、心よりお礼申し上げます。正直ぼくは、目標の150名はかなり厳しいと思っていました。そこで『肝心なのは、記録誌の発行という一歩を踏み出すことであり、人数はその後に増やしていけばイイ』という弁解を用意していたのですが、フタを開けたら何と”170名”で、小躍りするほど嬉しいものでした。なぜなら参加人数は、そのまま川柳王国青森県の熱量であり、それが想像をはるかに超えていたからです。(中略)川柳年鑑、これからも共に一歩一歩あゆんで参りましょう。 (あとがきより抜粋 青森県川柳連盟事務局長 濱山哲也)
2,200円
トイレの後は電気を消して
川合大祐と千春。 ともに川柳作家であり人生のパートナーでもあるふたりの、2021年6月から2022年6月までを記録した交換日記風川柳&エッセイ集。 本文より で、僕は「川柳が今迷ってる……」って言ったら、あなたは「句集出した後だもん! 当たり前だよ!」と即答してくれて嬉しかった。嬉しさついでに、「『リバー・ワールド』って、読者として読んだらどんな感じだった?」と訊いた。あなたは少し考えて、 「過渡期だと思う」 との言葉に僕はがーんと来て、どうせ過渡期の未熟な失敗作を無駄金ドブに捨てて恥晒したんだ。僕はもうこの世にいない方がいいんだ。とか拗ねていたら、「いや、だから、これからまた伸びてくの。日本だけじゃなく、世界にも」(8月21日(土)曇り 大祐より) 三日前、大祐君の川柳教室が終わって、私は二人で居て本当に穏やかだった。若い頃は結果をすぐ求めてしまうものだけど、私の自力整体の先生が言ったの。「答えをすぐ出さずともいい」って。 今困っていることも、長い目で見たら、いつか必ず答えは返ってくる。今日とか明日じゃなくてもいい。何十年後でもいい。大切なのは今幸せかということだからね。(12月21日(火)晴れ 千春より) 巻末には第12回高田寄生木賞受賞作「川柳とパートナーと私/千春」を併録。 川合大祐(かわい・だいすけ) 川柳作家。1974年長野県生まれ。「川柳の仲間 旬」同人を経て、「川柳スパイラル」同人。ブログ「川柳スープレックス」共同執筆者。著書『川柳句集 スロー・リバー』(あざみエージェント、2016年)、共著『はじめまして現代川柳』(書肆侃侃房、2020年)。 千 春(ちはる) 1979年東京生まれ。長野県在住。2004年より川柳を始める。『川柳の仲間 旬』を経て、現在『川柳スパイラル』会員。作品集に『てとてと』。 2022年、第12回高田寄生木賞受賞。
2,000円
スロー・リバー 川合大祐 川柳第一句集
川柳を継続的に書き続ける上で作家が意識しなければならないのはマンネリであろう。 一七音字しかない川柳の場合川柳的言葉、目新しい言葉や構文で書いたとしても瞬く間に鮮度が落ちてしまい既視感のない川柳はすぐ常套句の列に組み込まれてしまう。 意識的な川柳人にとって創作は常に自らの過去作との決別となるわけであるがいうほど楽しいことではない。 そんな中、川合大祐は川柳誌に作品を発表するほかに、Twitterへ数句から十数句川柳を発信している。毎日十数句の川柳を発信しいったい何を実験しているのだろうか。 「スロー・リバー」は川柳作家川合大祐の試行錯誤がもっとわかりやすく発信されており、これから現代川柳を発信していく人にとってとてもよいテキストになるだろう。 (月波与生) 出版社 : あざみエージェント (2016/1/1)
1,500円
てとてと 千春 第一作品集
「てとてと」を読んで 月波 与生 ひとつずつ/ひとつずつしか/私は行動することができない/ 今日は少し冒険をした(詩:忘れないように) 千春さんが『てとてと』を上梓されました。 川柳作家のくんじろうさんが描いた猫の顔の表紙がとても特徴的で、猫の瞳はじっと読み手を見つめていて、「ワタシを手に取って読むの?読まないの?」とつぶやいているようでもあります。 本に挿入された栞を書いたいなだ豆乃介さんが「本のタイトルの『てとてと』は飼っていた猫の名前で猫=千春」と書かれていますので、そのように解釈するとこの作品集は、千春さん自身のことを書いているといえます。 構成は「川柳ひげ」と「川柳しっぽ」の二章かからなり、間をブリッジするように「詩 短歌 おなか」が入る。冒頭の詩はこのおなかに収録されています。 大祐と々々さんに萌えてみる あさってがふたりぼっちをもてあます 弟を忘れるために風邪うつす 母親の再婚相手おでんが響く 友人の自殺未遂に付き合って 「川柳 ひげ」から引いた五句。 大祐とは千春さんのパートナー川合大祐さんで、々々さんは柳本々々さんでしょうか。。萌えるという言葉が人間関係をよく表しています。あさっての句も大祐さんとのことを詠んだものでしょうか。萌えてばかりもいられないのがパートナーのツラいところ。弟の句、母の句、友人の句、いずれも実体験を詠んだ句だと読めます。句の背後に慟哭が聞こえそうですが既の所で川柳として作品として踏みとどまる。踏みとどまれるのは今のパートナーとの日常があるからでしょう。 逃げて逃げて耳たぶに鎮座した ふくろうになった主治医の薬たち フラッシュバック鏡をよく見せて 君の頭を撫で続けていて兵隊帽 恋しそうだから洗濯機にいれるね 「川柳 しっぽ」から引いた五句。逃げるところはどこにもなく、もしかしたらもう逃げなくてもいいのに逃げなくてはならない焦燥感が残っているような。鳥の中でも梟になったと思う処方薬。主治医との関係が伺われます。とはいえたびたび襲うフラッシュバック、鏡の自分は今誰になっているだろう。そんなときも一緒にいるパートナーの存在。撫で続ける兵隊帽があり、同じ洗濯機に入る日常がある世界、それがいまの現在地なのでしょう。 虚を書かないまっすぐな個性が見える作品集です。 ひとつずつ/ひとつずつ/忘れないように (詩:忘れないように) (川柳の話通信1号より転載)
1,500円