結婚や出産などの未来への希望を数える友人を眺めながら、失恋や過ちなどの過去の後悔を数えてしまう。三十歳という一種の分岐点に立つと、僕と彼らが見ている景色の違いを嫌でも自覚してしまう。まるで僕だけ年齢が止まっているようだ。居心地の悪さは、僕も前に進まないといけないことを伝えていた。 9 朝比奈ケイスケ 2019年2月25日 23:23 #140字小説28 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #小説 #未来 #物語 #変化 #過去 #掌編小説 #現実 #理想 #理想と現実 #分岐点 #人生の岐路 #三十歳 #140字小説28 9