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QIDI X-Plusのビルドプレート交換

X-Plusのビルドプレートが破損したのでビルドプレートの発注及び交換を行いました。
この記事ではビルドプレートに関する事や発注の流れで思った事をまとめています。

QIDIのビルドプレート

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QIDI製品でアピールポイントの一つとして説明されているビルドプレートは、金属製の板に凸凹したシートが貼り付けてあるものになります。
(公式の商品説明ではプラットフォームプレート表記、公式とのやり取りでは対応する人によってビルドプレート・ベッドステッカーと呼び方に違いがありました。)

文字の書いてある表面(凸凹してる面)はPLA、ABS、TPU、PETG用、裏面の金属面はナイロン、炭素繊維、PC等の特殊な素材用として説明されています。
(裏面を使う場合はスティック糊を併用する事を公式で推奨しています)

個人的な見解としては素材を気にせずに全部表面を使って大丈夫です。

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ビルドプレートの凹凸部分が定着力を高めるので、ビルドプレートの状態によっては出力物を剥がす時に破損します。
筆者がビルドプレートを傷つけた原因は六角レンチをビルドプレート上に落としたからで、出力とは一切関係がありません。
(写真はビルドプレートの傷がついてた部分が出力物と一緒に剥がれた状態)

注文方法

注文方法は主に3つあります。

1つ目は本体正面に記載されているメールアドレスから直接注文。
支払方法はペイパル。
(2つ記載されているメールアドレスのどちらからでもOK)

2枚セットのものをAmazon経由で購入。(あまり補充されない)

Aliexpressで単品を購入。

まず最初にAmazonに補充されるかどうかをAmazon経由で聞いた所、2020年6月時点ではすぐに補充する予定は無いと言われ、メール経由で注文するようにと言われました。
Amazon経由の担当者とメール担当者が違うようでやり取りが長引いた結果、今回の購入では価格を少し値引きしてくれましたがメールでやり取りする場合の通常価格は1枚15ドル+送料(eパケット2ドルもしくはDHL20ドル)との事でした。

個人的には安定供給されているAliexpressで買うのが楽だと思います。

ビルドプレートの再利用

公式にビルドプレートが破れた事を伝えたら「素材を気にせずに裏面を使っても大丈夫だぜ!(意訳)」との返答も貰いましたが、裏面を使うぐらいならシートの貼り直しをした方がいいと思います。

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シート部分は強力な両面テープでくっ付いているだけなので、
金属部分とシートの隙間にテープはがし等を入れて力を入れて剥がせば完全に剥がす事ができます。

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強力な両面テープなので上手くやれば殆どがシートと一緒に剥がせますが、失敗すると金属プレートの一部に両面テープが残ります。
筆者は消しゴムを使って消しゴムのカスで両面テープを巻き込みながら両面テープの残りを剥がしています。
(写真の白い部分は消しゴムのカスが両面テープを巻き込んでいる途中の状態)

金属プレートに3M等のプラットフォームシートを貼れば簡単に再利用ができます。
お金を掛けたくない場合はマスキングテープ等で代用。

再利用する利点としては3Dプリンターをすぐに再使用する事が出来るようになります。

まとめ

QIDI X-PLUSのビルドプレートは定着力高め・アルコールで洗浄しても問題なしと不満な所は無いので、筆者はプレートの再利用ではなくビルドプレートを注文をしました。

QIDIのビルドプレートを注文した場合は、金属プレートにシートが貼り付けられたものが届くので既存の金属プレートを残しておく必要はありません。
(発送方法をeパケットにしたものは端が少し曲がって届きましたがペンチですぐに修正できる程度の曲がりでした)

サポートして頂けたら欲しいものリストにあるフィラメント等を購入して色々な検証記事を書いていく予定です。 https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/3RKZOFBZP9FWU?ref_=wl_share