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金属プレートを発注した話

自宅で金属加工が出来る設備が無いので、ペレットエクストルーダーを取り付けるための金属プレートを発注しました。
「個人からの注文」や「1個からの注文」を受け付けています!と各社のHPには記載されていますが、実際に発注したぞ~というレビューやブログが見当たらなかったので興味がある人の参考になればと思い記事にしています。

取り付けるものはこちらのThe LILY Kitになります。

発注前にした事

見切り発車で依頼するのは失敗した時のダメージが大きいので、まず最初にPLAフィラメントで発注予定の形状を出力して実際に取り付けられるかを確認しました。

今回は使いなれている3DCGソフト(XISMOと3D-Coat)を使って簡単にモデリングしました。
(3DCADソフトを使えるのであれば3DCADソフトで作った方が良いです。)

01 - コピー

XISMOで板を作った後に穴あけ箇所に丸棒を作成。
3D-Coatで丸棒の部分をブーリアンで除去して穴をあけました。

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CuraでスライスしてPLAフィラメントで出力。
形状確認の為、寸法精度が出しやすいPLAフィラメントでテストしました。

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出力したものにペレットエクストルーダーとローラー等をネジ止め出来るか確認。
Vslotに取り付けられる事も同時に確認して形状に問題がないと判断しました。

発注先の選択

個人OK、1個からOKで小さいものを発注すると何処に発注しても値段的に大きな差は無さそうだったので、今回は発注方法が豊富な事を理由に「きりいたドットコム」さんを選択しました。

CADデータだけでなく、イラストレーターデータ(.ai、.eps)やPDFやJPG等の画像データでも対応してくれます。

穴加工位置

今回は3DCGソフトを使って形状を作成していたので、このようなJPG画像を送って見積もりを依頼してそのまま発注しました。
(見積もり価格は金属板.comさんの自動見積もりと大差ありませんでした。)

フォームから見積もり依頼→受付確認の自動返信メール→翌営業日に見積もり結果のメール。
見積もり結果から注文→受付確認の自動返信メール→翌営業日に注文確定メール。
3~5営業日後に発送予定の連絡通りに発送という流れでした。

届いたもの

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レーザー加工の寸法誤差±0.5mmとの記載がありましたが、ほぼ指定した寸法のものが届きました。

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2020アルミロッドに取り付けたところ。

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ペレットエクストルーダーとオートレベリング用のセンサーを取り付けたところ。

まとめ

見積もり~発注までとても簡単だったので、レーザーカッターやCNCを持ってないけど○○の部分を金属に置き換えたい!みたいな人は気軽に発注してみればいいかもしれません。

サポートして頂けたら欲しいものリストにあるフィラメント等を購入して色々な検証記事を書いていく予定です。 https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/3RKZOFBZP9FWU?ref_=wl_share