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「鬼」架空の存在を幼少期に怖がらせる目的で使ってはいけない
鬼と聞くと最近流行りの鬼滅の刃が思い浮かぶ
自分もジャンプ本誌とアニメを見たけど、ストーリーは分かりやすく、複雑な設定が苦手な自分でも楽しめた。まだ映画は見に行けていないけどいつか見たいと思っている。
さて、タイトルの「架空の存在を幼少期に怖がらせる目的で使ってはいけない」について話していこうと思う
来年小学二年になる従弟がいるのだが、まだ小学校に入る前ぐらいにその子の母が、静かにさせるために「言うこと聞かない子のところには鬼が来る」と言っていたのを思い出した。
それを聞いた従弟は怖がり、静かになった。大まかに結果だけ見ると、「静かにしなさいと注意した母の言うことを聞いて静かになった」になるが、従弟に残るものは、ただの恐怖だ。この時はまだ恐怖だけだが、何年も経ってから現れるものがある。
従弟に現れるかはまだ分からないが、私には実際に現れたものがある。
騙されたという感覚
本当は鬼というものが存在しないと知ったらどう思うだろうか
正当な理由を説明されず、鬼という架空の存在を使って恐怖を与えられ黙らされたという記憶は、幼いとはいえ長くわだかまりとして残ると思う。
その結果、私みたいに何かを信じるということが苦手になってしまうのではないかと心配している。
幼いから言っても意味が分からないだろうと思うのではなく、何を言ったかは覚えているから、架空の存在を利用して躾けることはやめてほしいと思う。