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次世代はシニアのLOVEが中心か!?

この夏に立ち上げたツキヒヨリというサイトに書いたコラムに追記したものです。

ツキヒヨリ – つながるプロジェクト (tuki-hiyori.com)


私は65歳過ぎてからの方が、イキイキしてると自分では思う。

どうしてこんなに毎日が楽しいのだろうかと考えてみる

それは

一番に健康
二番に勝手にやりたいことだけやっている 
特に自分や周りの友人たちの知的好奇心を満足させることを積極的にやる
三番目は好きな人とたくさん会っている。

こんな感じじゃないかと思う。

悩みが減ったわけではない。
相変わらずお金はないし、仕事だっていつどうなるかはわからない。

でも自分の価値観で暮らしていけるコトがこんなに素敵なことだとは、現役の頃には気が付かなかった。

毎日追われて、目の前の事に振り回されながら、一日を追えるのがやっとだったような気もする。

本当はその時も、結構楽しんでいたのかもしれないけれど、
今があまりにも自由なので、
昔を振り返り、比べてみると、「ワタシはいつも一生懸命で、頑張っていた・・・」そう思ってしまう。


歳をとって、時々感じることもある
それは自分が活躍していた時代とかなり変わってきていると言う事。


デジタルもSNSも、ビジネスの在り方や手法、考え方もここ数年で様変わりしている。

恥ずかしい話、カフェや買い物の時にスマホからのオーダーや決済に躊躇してしまうことがある。昔からデジタルには長けていた私でさえも。
もちろん出来ないわけではないけれど、
できることなら対面でやらせてもらいたい。
だって、老眼者にとっては小さな文字が本当に見えないのですから。

そんな風に街の中ですら進化し続けていると言う事は10年後には、想像もつかない時代になっているのだろう。

ただ、直近(10年から30年先)その時代は高齢者ばかりになっているので、むしろすごく暮らしやすい時代になっているような気もする。
今は新しい時代になる過渡期なのかもしれない。
その過渡期にはすべての価値観が変わるものなのだ。
モノやお金が中心だったものが、信頼と人に重きを置かれるようになってきた。

私たちシニアは、昭和・令和という世の中の価値観が産業革命以来ともいえる進化の中でも新たなものを作り出してきた世代なのです。
そういう人達が65歳になったからと言って高齢者という括りにされて働く場所がないと言うことがどんなに社会の損失になっているのかを、考える時ではないかと思っている。
もったいなくないですか?こういう人達のキャリや経験や知恵が絶対必要なのに・・・

そんなことを考えると、これからはシニアを社会の中で活用していかないと、経済的にも文化的にも大きな損失になるのではないかと思っている。

高齢者にとっての医療、食べ物、健康方法、快適な暮らし方などの研究が進みサービスの充実が目立ちます。

最近特に注目すべきところは、 60歳代の結婚やら再婚やら、恋愛のはなしを周りで聞くことが多くなりましたね。

昔は「気持ちだけは40代なんだけね」という会話を聞いたけれど、最近は身体まで若返っているのですから、昔の60代とは違うことは明らかです。


きっとビジネスチャンスとやらもシニアを外してはならないのでしょうね。

そこで昔と違うことをもう一つ。
仲間たちとの関係です。
ひと昔まえの高齢施設でみんなと仲良く集うと言うことはなくなるでしょう。
個性的で能力の高いパーソナルな高齢者が繋がっていくというと言うイメージになります。

そこで、一人ひとりの個性豊かな高齢者が満足できる社会とは、どういう社会なのかと言うと・・・
自分で働き、人様の役に立ち、自分の足で歩いて行動できることだと思いまます。
若い人達に頼れない社会だけれど、その若い人たちのビジネスや暮らしをサポートしていくのが、私たちシニアの役割になって行くような気がします。

100歳近い高齢者が活き活きと暮らす街を作ることは、若い人たちがストレスがなく暮らす基盤にもなるのです。
シニアと若い次の世代の人達を繋ぎ、新たな豊かな社会を創ること。
それがこれからの社会の課題だと思う。

ツキヒヨリはそういう考え方の上でみんなと活動していきたいと願っています。



ツキヒヨリ

フリーランスの仲間たちが繋がるサイト
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