日記257:「佐伯イッテツのキミガシネはいいぞ」
腰を据えて見ていこうじゃないか。
タイトル通りである。
佐伯イッテツのキミガシネが死ぬほど面白い。彼にはヒーロー適性も無論あるとは思うのだが、結局はどうあってもその実ヒーローだよな、に落ち着くとは思うのだが、しかしインターネッツ文化にながく浸かりさながらラム酒漬けのレーズンのごとくしっとりした人である。レスバもしたがるし相手を煽りたがる、勝ったら高笑いするし負けたら台パンする。そういう彼の二面性みたいな、ふたつ合わせて1枚のオセロの駒のような、ヒーローでもヴィランでもない、にじさんじのエンターテイナーである「佐伯イッテツ」が丸ごと見られていい配信だと思う。
このゲーム、内容についてはネタバレ防止で触れないとして、2024年8月16日19時時点では2回の配信が行われている。どちらも時間は長尺の5時間であり、いい意味でその長さを感じさせない。
ゲームジャンルとしては謎解きとかミステリー、表現にはややホラーも含むだろうか?それと私はまったく造詣の深くない分野なので恐縮なのだが、人狼的な要素も含まれるらしい。とは言いつつも、とあるパートで「いやでもこれ人狼じゃないからな…」といったコメントがドッと流れ、完全にそれに則ったものではないことがこのような無知蒙昧リスナーにも少しわかった。
人狼ゲームには「パッション」というムーヴが含まれるそうで、意味合いとしては理論ではなく感情でプレイするみたいな、恐らくそういうことだと思う。キャラクターたちの討論には結構それで進められる部分もあり、佐伯自身も「お前ら人狼しろよ!パッションで進めんじゃねえよ!」とかなんとかと言ったりする。実際佐伯は1時間超の推理の末に物語を進めたりするし、かと思いきや「パッション」でぶち抜いていったりもする。緩急の恐ろしく面白い配信が見られるのである。
私はこれまで長時間配信というものをあんまり見たことがなく、たとえば先日のにじGTAのことはまったく知らない。ひろふみが云々とか生徒会パン屋とか、そういう謎固有名詞を若干知っているだけである。なんなら参加せずにマイペースにいた佐伯に対して感謝を覚えたまである。
けれどもこのキミガシネ、上記の通り2度の配信で10時間を超えるビッグなものなのだが、本当にこれがあっという間なのである。私のスタイルとしては、一度に配信を試聴するわけではなくアーカイヴで見、しかも勉強のお供だったり運動のお供だったりに使うのでまた他のリスナーとはわけが違うのかもしれないが、そんなブツ切り視聴でも、もう終わってしまうのか!もっと見たいぞ!と思わされるのだ。魔性なり。
最後にリンクを貼っておくので気になる方はぜひ、少しずつでもいいから見てほしい。なお彼の配信が初見の方は音を下げることをオススメする。この男、いい声でかつ爆音ボイスなのだ(日記239:「音の心地よさと佐伯イッテツについて」https://note.com/tukidekka/n/na29c0a33687e)。
お前ら、デスゲームだからってまさか犯罪を犯さないよな?【キミガシネ】【にじさんじ/佐伯イッテツ】
#2 このゲームに参加する者、一切の希望を捨てよ【キミガシネ】【にじさんじ/佐伯イッテツ】