怒りと、

母への怒り。私のことを虐待したこと。
父への怒り。養育費を払わず連絡を絶ったこと。
母も父も私の人生に大きな影響をもたらした。
もちろん、それは悪い意味で。

今、私は、児童養護施設にいる。
安全な環境で安心出来る生活ができている。
だから、
「過去のことばかり言うな。」
「今、満足な生活ができているなら文句言うな。」
なんてことを言われることもある。

でも、そんなことを言う人は
トラウマなんてないんだろう。と思った。
心の傷は、トラウマは、ptsdの症状は、
今を生きてる人間に理不尽に襲いかかる。
私は、過呼吸になるのだ。楽しかった日の夜に。

殴られたこと。絶望させられたこと。
全て親にされたこと。
だから、全てに怒った。

一時保護される高2の前まで双極性障害の母に
相対していた。
拙くも、態度で伝えたかった。
母が、日常的に私にしていることは
私の人生において大きな欠陥になるから。
無視した。白い目で見た。生活時間をずらした。

私は、そんな価値観の人間として育ったのだ。
何が悪かったのだろうなんて、自分でも考えられない。

父に怒鳴った。無責任はお前だろと
いつまでも人のせいにできない。
私はもう19歳。社会的養護とは？

ただ、欠けてただけ？
ただ、足りなかっただけ？

大人の階段は目に見えないから、
足を踏み外さないようにばかり
気を取られてしまう