【つながる旅行記#198】~また登るよ松山城~【+道後温泉と深夜登城】
前回は気になっていた謎の建造物に行くことに成功し、シュヴァルツヴァルトだった。
そんなわけで、予定もなくて暇なので松山城へ向かう。
3kmほどの道のりだが、自転車があればさほど問題もない。
そんなわけで、松山城の広場へ。
いいよな……こういう開けたエリアがある生活。
夜散歩をした時にイベントの気配を感じたこの広場だが、やはりなにかあるらしい。
ただこの準備状況を見るに、イベントはもう少し先の話なのかも。
さて、それでは登山といこうか。
そんなに時間もかからないのに自然も味わえて景色も良い松山城。
こりゃ老後松山に住み始めたら、毎日登ってるかもしれないな。
しかしこの自然を見ていると、かつて禿山だったとは思えない。
やはり自然の力は凄い。
説明文を見ると、なんとこの松山城にも古墳があったらしい。
前回の松山総合公園もちょっとした山で古墳があったわけだが、古墳は山に作るものということか。
いや、でも大阪では普通に平地にあるような……?
……よくわからんので、おいおい考えよう。(忘れるパターン)
というわけで、10分そこらでロープウェイまで来てしまった。
天守がある広場まではもうすぐそこである。
いや~、2度目でもやっぱりいい景色だ。
そうだ、さっき(前回)までいた、松山総合公園は……?
おお……!
自分は登山のあとにその山を下から見て、「あそこに登ったんだよな…」と達成感に浸るのが大好きなのだが、なんだかそれと同じようなものを感じている。(まあ実際山登りしてるけど)
あんな場所についさっきまでいたんだな。
では本丸広場も見ておこう。
おー、天守天守。
じゃあ……
降りようか。(天守は以前入ったし)
そんなわけで、よしあきくんソフトを食べながら下山する。
軽い運動と甘味。
幸せだ。
……最後に凄まじい恋人オーラを食らってしまったが、松山城はやはり良いところだった。
身近に登りやすい山があるっていいな。
函館山や信夫山でも同じこと言った気がするけど。
せっかくなのでまた道後温泉に寄ってみると、なんだかすごい人だかり。
どうやらちょうど時計が動き出す時刻だったようだ。
相変わらずの長い歴史を感じる道後温泉。
そしてまた中には入らない。
個人的にはこの歴史ある建物を見るだけでOKなのだ。
いや、正直入っておいたほうが良いかなという気持ちもあるけど……。
まあ歴史ある場所だし、入れなくなることなんてこともないだろうから、そのうち気が乗ったらで良いんじゃないかな!
(このあとリニューアルすることを当時の自分は知らない)
……そんなこんなで21時。
自分はホテルを抜け出し、松山城に向かっていた。
実はマップを見ていたら、ちょっと気になる登山道を見つけたのだ。
いや、登山道ではなく登城道か。
なんにせよ、一つの山でも色んなルートでいくのが登山者というもの。
これを登れば松山城の3つのルートを制覇できる。
なんだか分からないがテンションが上ったので、深夜登山といこう。
とはいえ灯りがないわけではない。
ちゃんと電灯が道を照らしてくれている場所もあるので、多少はマシだ。
しかし自分がこんなふうに一人で夜の山に入っても問題なくなったのはいつからだろう?
子供の頃は夜トイレに行くことにも恐怖を感じていたし、真っ暗な部屋では寝られなかったのだが、本当に人間というのはよくわからない。
おお!!
ライトアップされた松山城天守が見えた!!
早く近くで見たい!
さてさて……!
門が完全に閉まっているのだが?
まあ普通に考えたらそうだった。
夜も開放してたら警備とか大変そうだしな……。
なんで夜間開放してると思ったんだろう。
……帰るか。
そんなわけで徒労に終わった深夜登城。(楽しかったけど)
しかしこう、なんだかおかしな力に引き寄せられた気がする。
どう考えても普段の自分だったら、21時に夜の山を登ろうなんて思わないだろうに。
登城ルート制覇なんて目標があったとて、明日も観光するのだから無理をする必要もない。
そもそも今日は一日中自転車&登山で疲れていたわけで……。
いやはや、不思議だなあ。
まあその……
こうして旅行記を書いている今となっては、『城+21時』という刷り込みを頭の中にいっぱい入れていたのが原因なんだろうなと、察しがついているのだが。
……あれだね。
こりゃあサブリミナル効果はかなり有効だね!!
謎の結論を出しつつ、次回へ続く……!
この記事が参加している募集
サポートには感謝のコメントをお返しします!