【富士登山2023】初めての御殿場ルート富士登山、始ま…らない!?【二ツ塚(双子山)】
ここは御殿場駅。
いよいよ待ちに待った富士登山に向けて出発だ。
なんと駅前から富士山が見えている!!
明日にはあそこの頂上に立っている(はず)というのはなんだか不思議な気分だ。
今日と明日は天気も良いらしい。
絶好の富士登山日和を期待しよう。
・・・
ほどなくしてバスが到着。
登山客は思ったより多かったが、席にみんな座れるレベルだった。
富士宮ルートのバスでは立っている人がいたくらい混んでいたので、やはり御殿場ルートは人が少ないらしい。
バス会社の儲けはともかく、個人的には助かる。
さて、登山口までは30分だ。
景色を眺めながら行く。
しかしどうしたことだろう。
確かにここに来るまでにスマホで本を読んだりはしていたが、満充電してきたバッテリーがもう70%になっている。
どうなってんだこのスマホはホントに……。
そしてまさかの米軍施設がここに!?
バスは山の中へ。
なんだか自衛隊の演習場らしきものもあるようで、立入禁止の表示が目立つ。
そういえば総火演は富士山でやるんだっけ。
道端に謎のオブジェもあった。
看板を見ると「英国旅客機遭難者慰霊碑」とある。
ここは太郎坊と呼ばれる辺りなのだが、1966年にボーイング707型機が空中分解して墜落したとのこと。
さて、そんなこんなで知識を入れつつ、御殿場口新五合目へ到着。
なかなかいい雰囲気じゃないか……!!
(このお店はあとでちゃんと開くらしい)
では協力金の1000円を支払い、2023年バージョンの特典を受け取る。
今回は世界文化遺産登録10周年の記念バージョンだ。
では、山登り開始!!
おぉ……! 富士山の山頂がしっかり見える……!
これもまた御殿場ルートの特徴だ。
山頂を見つつ登っていく。
これは良い天気のときに来たなあ……!
ぜひともこのまま明日まで晴れていてほしい。
まあ後ろを向いたらヤバそうな雲が広がっているのだが。
……そうだ、
YAMAPの起動と日焼け止めを塗るのを忘れていた。
YAMAPはともかくとして、日焼け止めは富士山には必須である。
自分は日常生活で塗ることがないので忘れがちだが、気づいてよかった。
歩いていくと、左側に双子山と呼ばれてそうな山が出てきた。
さて、新五合目から10分ほど歩いて大石茶屋に到着したが、持ち物はバッチリなので今のところ補給はいらない。
ここまで歩いてみて、12kgのザックの重さは今のところ問題なさそうだ。
この登山道を延々行って、今日は半蔵坊という山小屋に泊まる。
たしか3時間もあれば着くはず。
ふむ……
(双子山に寄り道してみるか……?)
まだ朝の8時半なのだから、猶予はたっぷりある。
山小屋には夕食の17時に間に合えばいいわけだし、地図のコースタイムでは双子山は休憩込みでも往復2時間もあれば戻ってこれそうだ。
となれば、休憩を入れても7時間後(15時半)には山小屋に着くだろう。
よーし、そうしよう!
富士山は置いといて、まずは双子山へGO!!
山小屋泊の登山というのはこういう余裕が生まれるのだ。
いやはや素晴らしいな!!
だがこういう思いつきで人は地獄に落ちるのだ。
次回へ続く……!
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