【つながる旅行記#303】初めての広島市はカープがいっぱいだった
前回は呉にて旧呉鎮守府司令長官の官舎を見て、上流階級の生活を垣間見た。
一夜明け、今日は呉市から広島市へ向かうとしよう。
もちろん広島市も初めて行く場所だ。
学校によっては広島には修学旅行で行くと聞いたことがあるし、そういう意味でも学びが多そうな場所だなと期待している。
電車に揺られること約45分、
自分は初めての広島市へ降り立った……!!
うーむ……大都会だねぇ……!!
だってあのTSUTAYAが家電売ってるのなんて初めて見たし……
(中に入ったがオシャレさに圧倒されて秒で外へ出た)
まあそれはそうと、ホテルに荷物を預けて広島巡りだ。
そのための自転車も借りないと。
なんだこのキャラ……? カープ……?
いや、そういえば聞いたことがある。
広島県民は広島カープに染められていると……!!
か、カープロード!?
感染準備!? (違う)
このレンタサイクルの色もカープ由来か!?
……いやはや、広島に着いて早々にカープに染められそうになってしまった。
思えば自分の出身県は有名野球チームもなかったので、スポーツに対して地域でここまでの熱量を持っているのは、なんだか不思議な感覚だ。
ここで小さい頃から育てば、そりゃもうカープとの距離は縮まることだろう。
……まあカープはこれくらいにして、自転車を借りねば。
さて、自転車を借りたはいいものの、なんだかめちゃくちゃ空気が少なかったのでポンプで補充する。
自分の相棒となる自転車を所持するようになると、こういうレンタサイクルを借りるときでも空気圧などを気にするようになるのだ。
いやまあパンクさせまくりなくせになぜ得意げなのかはともかくとして、実際のところレンタサイクルの空気圧は信用ならないと思う。
どうにもかつての自分のような感じで、「空気の補充? 年1回でよくね?」くらいの感覚で考えている管理者が多い気がするのだ。
そして乗るのも返却するのも自由なレンタサイクル(シェアサイクル)の場合は、どんなタイミングで整備しているのかも実際不明である。
電動自転車の場合はこれに加えてバッテリー残量の問題もつきまとう。
いやはやこれは由々しきことですよ……!!
何の記事だよという感じになってきたので、さっさと街へ繰り出そう。
広島市の街はどんな感じなのか。
いざ出発!!
あれは……天守!?
そういえば広島城という名前は聞いたことがある。
なるほど、広島市も街の中に城が見える土地だったか。
やはり都会には城もあるものなんだなと。
いやしかし凄まじい灼熱。夏の広島はヤバい。
思わずアイスを買ってしばし涼む。
熱中症になる前に対応せねば。
ふぅ……
ん? なんか置いてあるぞ……?
(なんで……?)
謎の消臭スプレーはともかく、今更ながらに護国神社のマークが菊&桜だったことに気付いた。
こういうのを御神紋というらしい。
家紋の神社バージョンみたいなものだ。
とはいえこれは各地の護国神社で統一されているわけではないようで、独自の御神紋を掲げている護国神社もあるらしい。(札幌護国神社は蝦夷山桜紋)
神社はそういうのを見る楽しみもあったんだなあ……。
ああ、このみかんタオルは買って正解だった。
遊べるし、ちょうどいいサイズ感だし、よく吸うし!
いやしかし本当に暑いな……。
……よし、広島城はとりあえずこれでいいか!
(あそこまで移動したくない)
まさかの広島城をズーム写真で済ませたズボラ人間がここにいます。
いやほら、広島は他にも見るべき場所がいっぱいありすぎるからね!!
いつか来よう、いつか……!
そんなわけで、町中を駆け抜けて駐輪場に到着した。
しばし今日の相棒とはお別れだ。
この駐輪場は袋町小学校の地下にあるものだ。
それでは行こう。その袋町小学校へ。
気を引き締めつつ、次回へ続く……