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【入院】持っててよかった『入院時必須アイテム』5選!!【必須…?】
いよいよリハビリ病院を退院するまで2週間を切ったわけだが、ここらで約5ヶ月に渡る入院生活で必須だったアイテムを語っておくとしよう。
自分も非常に痛感しているが、人間いつ事故や病気になるかなんて本当にわからないものだ。
皆さんには、以下の入院時必須アイテム5選を是非とも参考にしていただきたい!
・スマートフォン
・ノートPC
・イヤホン
・スマートウォッチ
・現金
ちょっ……まだ帰らないで!?
いや確かに自分も、「これって入院生活関係なく普段から使うものでは…?」とか思ってるけど!!
もっとこう、「マジックテープ付きのフック」とか「電動シェーバー」とか、「ふりかけ」や「コロコロ(掃除用)」や「延長コード」や「マスク」や「体拭きシート」などなど、
他に挙げるべきものがいくらでもあるのはわかってるんだけども!!
……なんというか、入院はフェーズによって必要なものが変わってくると思うのだ。
例えば自分は入院初期はろくに風呂に入れなかったのでボディシートは必須だったし、コロコロがないとフケでベッドや服が大変なことになっていたわけだが、毎日のシャワーがOKになった今では、それらの使用頻度は激減している。
だが上で示した必須アイテム5選は、どのフェーズにおいても入院時のQOLに深く関わるアイテムだと思うのである。(ただのネット中毒者ともいう)
では、細かく解説していこう!!
【スマートフォン(+無制限SIM)】
間違いなく現代の必須アイテム、『スマートフォン』。
日常生活で必須なのだから、入院時だってもちろん必須である。
スマホで出来ることはそりゃもう色々ある。
・会社や家族との連絡手段(電話・メッセージ・メール)
・動画や電子書籍、ポッドキャストなどの娯楽
・おサイフケータイなどでの決済手段(自販機・売店)
・日々の記録(食事写真・傷の経過観察)
・テザリング
そして自分の中で最重要だったのが、最後の『テザリング』だ。
テザリングとは、スマートフォンのモバイル回線を利用してPC等の他の機器をインターネット接続する方法のこと。
自分の入院生活は終始テザリングに支えられていた。
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もちろんスマホだけで全てが完結するならそれに越したことはないのだが、自分はどうにもノートPCに頼りたくなってしまう人間なのだ。(日々のnoteの更新もスマホじゃ無理だったと思う)
そしてこのテザリングを無制限に使用するためにも、使用するSIMは非常に重要になってくる。
自分の場合は楽天モバイルとpovoの2回線を所持していたわけだが、正直povoがなかったら詰んでいただろう。
一応楽天モバイルも無制限の通信とテザリングが月3200円程度で利用可能ではあるのだが、いかんせん自分の地域では電波強度が酷い有様で、ブチブチ接続が切れまくりで途中から使い物にならなくなってしまったのだ。
一方のpovoは、最安の無制限だと月3700円くらいと楽天モバイルよりも割高なのだが、圧倒的に電波が安定してくれたので本当に助かった。
今も変わらず入院生活を支え続けてくれている素晴らしいSIMだ。(これ以上改悪されないことを祈りたい)
なお現在は患者にWiFiを開放している病院もあるというが、自分が今回関わった病院は2つとも患者用のWiFiはなく、テレビも有料だった。
もちろん自分くらいの長期入院になることは稀だとは思うのだが、「これもデジタルデトックスの良い機会だね☆」 なんて言ってられないレベルの退屈が襲いかかってくるのが入院生活である。
備えよう……!!
【ノートPC】
スマホだけであらゆることを済ませている人が多いという話も聞く昨今。
しかしながら自分は、何か調べ物をしたり文字を入力するとなったら、やはりノートPCが欲しくなる。
マルチタスク性能や入力操作に関しては依然としてノートPCが圧倒的だと思っているし、その感想はマルチタスクがしやすい折りたたみスマホを使用していた頃でも変わらなかった。
自分にとって入院生活にノートPCは必須アイテムなのだ。
なおノートPCはネット環境がないと話にならないわけだが、それは先述したスマートフォンのテザリングによって実現している。
正直モバイル通信なのでアップロード速度に関してはかなりアレなのだが、ダウンロード速度は倍速の動画視聴にも耐えられるくらいなので一応なんとかなっている。
(都会の病院なら通信速度はもうちょっとマシになるかも……?)
そして使用するノートPCをどれにするのかというのも重要な問題だ。
自分は中古のM1 MacBookAirを買ってから、ノートPC用途はそれ一辺倒になっていたわけだが、実は入院初期は父に持ってきてもらった『dynabook G83/M』を使用していた。
久々のWindowsノートPCだったが、やはり端子類も多く、なにより重量が1kg未満で嘘みたいに軽くて感動を覚えた。
そしてこのノートPC、構成を見るに当時の定価はおそらく40万円くらいしたと思われる。(父が中古で買ったときは数万円だろうけど)
なんかもう今のMacBookProより余裕で高いPCなわけだが、このノートPCが発売したのは2019年1月。当時40万円したノートパソコンも、6年後の今となっては流石に厳しい。
熱によってファンはすぐに唸りを上げるし、
軽さを追求したせいか打鍵のたびに本体がフニャフニャとたわむし、
タブを開きすぎると露骨に表示が遅延するし、
タッチパッドは小さいし、
バッテリーの持ちはお察しである。(むしろまだ動くことに驚きだが)
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……その後しばらくして、「やはり自分のMacBookAirを使おう」ということで部屋からMacBookを回収して今に至るのだが、しかしこのdynabookも入院生活初期を支えてくれたのは間違いない。
なんだかんだで非常に感謝している。
(4人部屋のときにファンが唸りを上げ始めたときには、ちょっと焦らされたけど……)
そんなわけで、入院時にはファンレスでサクサクなMacBookAirは非常に良い選択肢だったと思う。
まあ今のMacBookは、M1の頃と比較して値段が上がりすぎているので、ちょっとオススメしにくいところではあるのだが……。
自分は最新のWindowsPCの動向は知らないので、今ではハイパワーかつファンがあまり唸りをあげないWindowsノートPCもあることだろう。
それに考えてみれば、個室だったらゲーミングノートPCでモンハンワイルズ三昧なんてことも……!?
入院中にノートPCを使いたい人は、その辺りも考慮して選んで欲しい。
【イヤホン】
入院生活でそりゃもう必須なのが、イヤホンである。
スマホでもノートPCでもテレビでも、音が出るコンテンツを楽しみたいのならイヤホンは絶対に使わねばならない。
なぜなら病室の他の人に迷惑だから。
そんなイヤホンでオススメなのは、やはりワイヤレスイヤホンだろう。
いやEarPods(有線イヤホン)を勧めていた人間が何を言っとんねんという話ではあるのだが、MacBookを回収した際にワイヤレスの骨伝導イヤホンをついでに持ってきてもらったら、今はもうそれしか使っていないのだから仕方ない。
やっぱり便利、ワイヤレス。(マルチポイント接続もできるし)
だがおそらく4人部屋のときだったら、骨伝導イヤホンがあったとしてもEarPodsを使っていたと思う。
その理由としては、骨伝導イヤホンは耳がオープンなので非常に快適なのはいいのだが、音漏れが酷いからだ。
静かなときは4人部屋だろうと本当にシーンとしているため、音漏れは厳禁なのである。
現在の自分は個室になったので気兼ねなく骨伝導イヤホンを使っているが、やはり大部屋での入院中に使うのはインナーイヤー型やカナル型のイヤホンが無難だと思う。
そして有線イヤホンはグチャグチャになると発狂しそうになるし、あちこち引っかかって邪魔ではあるので、やはり使うならワイヤレスの方が快適だ。
(有線も充電いらずで遅延がなかったりと、良いところもあるのだが…)
【スマートウォッチ】
入院中にあると役に立つもの、それはスマートウォッチである。
「時間なんてスマホで見れば〜…」という返しは定番だが、日常でも入院生活でも、こんな便利なものを使わないのは勿体ないと個人的には思う。
・いつでも日付・曜日・時間がわかる
・腕につけるのでポケットがいらない
・洗濯などの終了時間に合わせてタイマーをセットできる
・睡眠時間の把握など体調管理ができる
・リハビリでの歩行量を把握できる
・リハビリ時間にアラームをセットできる
・ちょっとした懐中電灯になる
・振動での目覚まし機能が使える
自分が使っているのは安めの中華スマートウォッチなのでこんなものだが、Apple WatchやWearOS対応のスマートウォッチなら、他にもメモ機能や決済機能など、更に利点は多くなることだろう。
個人的には、洗濯をする際に回収を忘れないためのタイマーと、日々のリハビリ時間のアラームは入院生活で必須となっている。
そして入院中は目覚まし時計なんて迷惑すぎてまず使えないわけだが、スマートウォッチなら振動で目覚ましが行えるのも利点だ。
(まあ振動とはいえど多少の音はするので、4人部屋だと避けたほうが良さそうだけど…)
あとは骨折の自分にはあまり関係ないが、心拍数なんかも測れたりするので、病気によっては体調を知るのに役立つかもしれない。
そんなわけで、入院生活においてスマートウォッチはなかなか使える。
自分がApple Watchの記事で語った『バッテリーの長さよりも機能性重視』という発想も、この入院生活での実感から来ていたのだろう。
名の知れたメーカーのものなら安いものでもかなり便利なので、まだ使ったことがない人は是非一度使ってみて欲しい。
注意:謎のメーカーのスマートウォッチは絶対に避けること!!
【現金(1000円札+100円玉)】
さて、最後はまさかの『現金』である。
そりゃ金は要るだろという話ではあるのだが、日本における入院生活はまだまだキャッシュレスとは程遠いため、そういう意味で現金が必要なのだ。
もちろん自分がよく行く病院の売店では、流石にもうキャッシュレス決済くらいは可能になっているのだが、これが自動販売機となると、メーカーによっては支払い方式が現金のみだったりする。
他にもテレビカードの購入には1000円札が必要だし、洗濯機や乾燥機を使用する際には、1度に100円玉が何枚も必要だ。
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自分は最初の病院こそ服はレンタルで済ませていたので洗濯物がほとんど出なかったが、リハビリ病院に移ってからは3〜4日に1回は洗濯している。
きっともう100円玉も50枚……いや100枚以上使っていることだろう。
洗濯機の利用にテレビカードを使うなど、病院によって設備の使用料金を何で支払うかは変わってくるが、基本的に現金を用いるのは変わらない。
各種振り込みはスマホやPCでネット銀行を使えば済む時代になったのでありがたいが、現金を手に入れるのはネットでは無理なのだ。
大きな病院でなければATMも置いてないだろうし、入院の際は現金(1000円札や100円玉)を用意する必要があることを理解しておこう……!
そんなわけで、入院時の必須アイテムを書こうと思ったら、わりと日常生活での必須アイテムだった。
いやもちろん先述したように、入院時に必要なものは他にも色々あるのだが、個人的に本気で必須なのがこれらのアイテムなのだ。
まあ結局は「インターネットがあればどこでもなんとかなる」という結論になってしまいそうだが、実際5ヶ月の入院でもどうにかなってしまうのだからネットのコンテンツ量はやはりすごい。
これがもし、娯楽は有料のテレビだけだったらと思うと、出費と等速再生が恐ろしゅうて……!!
でもちょっとだけ、「だらだらとネットを見る代わりに毎日1冊本を読んでいたら…?」という思考があったのもまた事実だ。
noteを見ていると「長期入院だったので、勉強して資格を取りました!」なんて人もいる中で、自分は果たしてこの膨大な時間を有効に使えたのだろうか……?
・・・
いやほら、『初代ガンダム』とか見れたし!!
……そう、自分の入院生活後半はガンダムだった。
初代を見て、Zを見て、ZZを触りだけ見て、UCを見て、今はSEEDである。
これだって入院中に得た立派な成果だから……!!
……皆さんがもし入院する際は、その期間で何をするべきかをしっかり考えて欲しいと思う。
後悔のない入院生活を!!!
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