【つながる旅行記#214】学習展示館での思わぬ出会い
前回はクリークと大野城の歴史に思いを馳せた。
それでは引き続きこの山を歩いて行こう。
整備された道路なので楽々である。
そして山の中なのに田んぼが出てきた。
水の供給とか大丈夫なのだろうか……?
いや、稲には水田ではなく畑で育てる陸稲というものがあった気がする。
きっとこれはそういうアレなのだろう。
歩いていたら「県民の森」に到着。
もちろん寄っていこう。
そして学習展示館があった。
運動のために登ってきたが、これもなにかの縁だ。
せっかくだし知識も入れていくとしよう。
木の温かみを感じる館内。
展示の内容は四王寺山の自然や生き物たちという感じだろうか。
さてさて、この山にはどんな昆虫がいるのかな?
(ヘラクレス出てきちゃった……)
なんだか想像してたのとは違うすごいコレクションがおいてあった。
どう見ても世界のカブトムシ大集合である。
この山の昆虫たちを紹介する場所かと思いきや、めちゃくちゃワールドワイドに昆虫を揃えているらしい。
他にも尋常じゃない手の長さのコガネムシだとか、手のひらレベルにデカい超巨大カミキリムシ(タイタンオオウスバカミキリ)、これまた凄いデカさのカタモンオオツノハナムグリに、意味不明な形のバイオリンムシに……
なんかもう昆虫嫌いの人は大変なことになりそうである。
(自分もそんなに虫は得意ではないので結構衝撃だったが)
ここは比較的問題ない蝶でも見て、心を落ち着かせよう……。
おお……!
モルフォチョウの構造色はいつ見ても素晴らしい。
この青い色は色素によるものではなく、物体の構造で色がついているように見えてしまうというなんだかよくわからないが凄いアレなのだ。
そういえば、さっきのヘラクレスオオカブトも湿度が高いと色が黒く変わるらしい。
生物って不思議……!!
いやはや、なんだか思っていた以上のものを見れた学習展示館だった。
入ってみないと何があるかなんて本当にわからないものだ。
それでは最後にこの山の最高地点に行って、それから下山するとしよう。
まあ最高地点といっても410mなので、函館山に毛が生えたようなものだ。まだまだ体力は有り余っているので問題ない。
そしてやっぱり人混みより山だなと思う。
やはり登山は素晴らしい。(思いっきり低山だが)
そんなこんなで次回へ続く……!