【つながる旅行記#150】博多駅前が崩落したけど、シン・ゴジラを見に行く
前回は江戸東京たてもの園を巡り、昔の建物巡りの楽しさを実感した。
……そして今、自分は初めての場所に来ている。
それは福岡県 福岡市である。
……ああ、とうとう九州にまで来てしまった。
話には聞いていた大都会福岡。
全く知らない土地ではあるがさっそく楽しむとしよう。
色々調べて行き先は決まったので、早速街へ。
博多駅に向かって歩き出す。
(なんか騒がしいな……)
博多駅前が崩落していた。
初めての福岡だというのに、なにやらとんでもない場面が自分の中に刻み込まれてしまったようだ。
(現代の日本でこんなこと起きるんだな……)
ちなみに、偶然にもトンネル工事の作業員が地盤崩落の兆候に気づき、周囲の道路をすぐに封鎖したらしい。
そのおかげでこの規模の崩落にも関わらず、奇跡的に犠牲者は出なかったようだ。
発見者の作業員の方、素晴らしい仕事である。
まあそれはそれとして、行きたいところがあるのでさっさと行こう。
というわけで、気づけば田んぼに来ていた。
もはや周りは実家と同じような景色だ。
ここは福岡県朝倉郡筑前町。
なんとここに、ゴジラがいるらしいのだ。
以前、青森の田舎館でシン・ゴジラの田んぼアートを見たが、まさかまたゴジラを見に田んぼに来ることになるとは思わなかった。
あ、ゴジラだ。
いや完成度めっちゃ高いな!!
予想以上に各所にこだわって作られているのがわかる。
近くには制作者たちの熱い想いが伝わるメッセージもあった。
きっとこれを見た子供たちも、ずっと忘れないでしょう……!
どうやらゴジラの各部にはLEDが仕込まれており、映画さながらの発光でそりゃもうすごいことになるとのこと。
いやまあ、もう光るのは自粛しているのだけれども……。
(当時、別の場所でアート作品が燃える事故があった)
いやはやしかし素晴らしい出来だな……!
雨の中はるばる来た甲斐があった。
これも一期一会の出会い。
シン・ゴジラ、見ないとな。(のちに5回以上観る)
そんなわけで筑前町を後にし、次の目的地へ。
福岡巡りはまだ始まったばかりだ。
次回へ続く…!