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1泊2日の富士登山でのトイレについてふりかえり、体質を想う【パーコプレシス】

2023年の富士登山を終えて、ちょっと衝撃だったことがある。
もしかしたら記事を読んでいて気づいた人もいるかも知れない。


今回は山小屋に泊まっての1泊2日の富士登山だったわけだが、

一度もトイレに行っていないのだ。



飲料水の記事で書いたように、あの2日間で飲んだ水の量は6Lを越えている。

そして食べ物に関しては、1日目は朝ごはん(ペヤング)、昼ごはん(カツ丼)、晩ごはん(餃子定食)、そしてお菓子いっぱい。

2日目は朝ごはんのパン+カロリーメイトやらお菓子やらという感じで、結構ガッツリ食べている。


しかし本当にトイレへ行くことはなかったのだ。

正確に言うと、行く気すら湧かなかった

(せっかく山小屋宿泊者はトイレ行き放題なのに)


では、興味深いこの現象について調べていこう。

あ、汚い話かもなので、
食事中の方は時間をあらためて見ていただけると……



取材班はアメリカへ飛んだ。

(意:ChatGPTに聞いた)


あ、もちろん今回はしっかり英語で質問している

自分もいい加減学習したのだ。(なお、正しい英文かは知らない)

Please tell me about the phenomenon (not endurance) in which the desire to defecate or urinate disappears when the environment changes, such as overnight stays or mountain lodges.

「宿泊や山小屋など環境が変わると排便・排尿欲求がなくなる現象(我慢ではない)について教えてください。

その返答がこれである。↓

The phenomenon you're describing, where the desire to defecate or urinate disappears when the environment changes, is commonly known as "paruresis" for urination (commonly referred to as "shy bladder" or "bashful bladder") and "parcopresis" for defecation (often referred to as "shy bowel" or "bashful bowel"). These are anxiety-related conditions that can cause difficulty or inability to urinate or defecate in certain situations or environments.

In the context of overnight stays or unfamiliar environments like mountain lodges, the change in environment and the potential lack of privacy can trigger feelings of anxiety and discomfort, leading to these phenomena. Here's a bit more information on each:Paruresis (Shy Bladder): Paruresis is a condition where individuals find it challenging or impossible to urinate in public restrooms or when others are present nearby. This can be triggered by feelings of embarrassment, fear of judgment, or discomfort with the lack of privacy in certain settings. The anxiety related to the situation can interfere with the normal process of urination, causing the urge to urinate to diminish or disappear.
Parcopresis (Shy Bowel): Parcopresis is a similar phenomenon, but it relates to the difficulty or inability to defecate in public restrooms or when others are present nearby. Like paruresis, the discomfort or anxiety associated with the situation can lead to a suppression of the urge to defecate.


Both paruresis and parcopresis are anxiety disorders that fall under the broader category of social anxiety. The fear of being observed or judged while using the restroom can lead to a heightened state of anxiety, triggering a response in the body that inhibits the normal physiological process of urination or defecation.

If these phenomena are causing significant distress or interfering with daily life, it's advisable to seek support from a mental health professional, such as a therapist or counselor. They can provide strategies and techniques to manage and alleviate the anxiety associated with these situations. In severe cases, cognitive-behavioral therapy (CBT) and exposure therapy can be effective treatments for addressing the underlying anxieties and helping individuals regain the ability to use restroom facilities comfortably in various environments.

なんのこっちゃという話なわけだが、
大事そうな部分を抜粋して訳すとこんな感じになる↓

あなたがおっしゃる現象は、一般に排尿の「パーレシス」(恥ずかしがり屋の膀胱)、排便の「パーコプレシス」(恥ずかしがり屋の腸)として知られています。

例えば、公衆トイレで他の人が近くにいると排尿や排便が困難になったりするやつです。不安とか不快感とかで。

パーレシスパーコプレシス
聞いたことがない単語だ。

そして自分は相変わらず無課金のGPT-3.5
ChatGPTがテキトーなことを言っている可能性は高い。

追加で検索せねば。

すると2件だけではあるがヒットした。

また、「Parcopresis」で検索すると、wikipediaでもヒットするようだ。

大体書いてあることは同じで、「他人が近くにいると排便などができない」という症状らしい。


……正直なところ、今まで生きてきてそうなった場面は何度もあった

職場のトイレで横に人が来た時はもちろん、旅行中に駅のトイレに行ったときも、いつも必死になってひねり出していたことを思い出す。

他人の気配がある場所で発動するのは確かにその通りだ。


やっぱり自分はそういう体質的なものがあるのだろう。
急な環境変化ですぐに緊張して、出るものも出なくなるわけだ。



ただ、今回の富士登山に関しては、今までのものとは違う物を感じている。

出したいのに出せない」ではなく、「そもそも出る気がしない」だった。

「いやその、出さなくてもいいの……?」と腸に聞きたいレベルで欲求が湧いてこなかったのを覚えている。


もしかしたら、自分は富士登山に思った以上の緊張を感じていたのかもしれない。

初めての山小屋、
本当に明日登頂できるのか、
下山まで足は持つのか
……

頭の中に浮かぶ色々な不安のせいで、「◯◯◯なんて出してる場合じゃねぇ!!」と腸は思ったのだろう。


思えば腹痛での富士宮ルート撤退の際は何度もトイレに寄っていたが、あれってちゃんと出せてたっけ……?

うーん、微妙だったような気がする。

体調が悪いときですらまともに出せないとなると、これはなかなか厄介な体質かもしれない。



なお、富士山から帰ってきて自分の部屋に到着すると、盛大に便意が湧き上がり、しっかり排出完了した。

これもまた自分にはよくあることだ。

どうも自分が安心できるテリトリーに入ると欲求が湧いてくるらしいので、「その場所を自分がどう思っているか」がわかる指標になるかもしれない。


そういえば旅行先でのホテルもいつもそんな感じだった気がする。
移動中には欲求が湧かないが、ホテルに着いたらまずトイレ。

あれもまたホテルが安心できる空間だという判断を自分がしたということなのだろう。


そう考えると、自分がこの前久々に実家に帰省した際、1日目は排便欲求が湧いてこなかったのは心の中では安心してないからなのだろうか……?

いや確かに両親が自分に対して色々言いたいことがありそうな雰囲気はひしひしと伝わってくるし、それが緊張感を生んでいる気はする。

実家が安心できる場所ではないというのはなんだか複雑な気持ちだ。


これはもう、親が何も心配を抱かないような状態にさっさとなって、実家を安心して出せる場所にせねばなるまい。

そんなわけの分からない目標ができたところで今回はお開き。


同じ症状で悩んでいる方がいたら、共に頑張っていきましょう!!


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aosagi
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