【つながる旅行記#211】また来たよ太宰府天満宮!!【飛梅】
前回は卯之町を満喫し、旅行の楽しさを再認識した。
すっかり馴染み深くなってきた四国。
だがそんな自分は今、久々に福岡の太宰府に来ていた。
もう懐かしさすら感じる福岡に心踊るが、なにせ人の多さが尋常ではない。
蛍光色の服を着た外国人ツアー客もいて、やはり太宰府は有名観光地なんだなと実感する。
そしていきなりの『梅ヶ枝餅』!
やっぱり太宰府に来たらこれを食べねば。
安定した普通の味で実によろしい。
蛍光色の集団に導かれるかのように太宰府天満宮に向かう。
今は3月だ。
そう、きっと今なら……!!
すっごい咲いてる!!
そう、太宰府といったら『梅』なのだ。
敷地内のあちこちで綺麗に咲き誇っていて、本当に素晴らしい。
まさにベストな時期。そりゃ客も多いわけである。
これらの梅の中でも『飛梅』というものは菅原道真に関わる逸話があり、樹齢は1000年を越えるという。
そんな『飛梅伝説』は、「陰謀によって遠いこの地に左遷された道真を追って庭から飛んできたのがこの梅なんだよ」というもの。
道真は左遷されるときには庭の木々との別れを惜しむ歌を詠むくらいに愛着があったので、それが木に伝わったんですね……!
ところでそんな飛梅はどんな感じで……?
あ、あんまり咲いてない……?
いや、樹齢1000年ともなるともう、周りに合わせないのかもしれない。
「自分は自分、咲きたいときに咲くんだよ」
そういうわけなのだ。なるほどなあ……!
(実際はどうなのか知らんけど)
さて、ここでまた九州国立博物館に行くのもありだなという考えもあったが、せっかく太宰府に来たのに同じことをするのも勿体ない。
今回はちょっと違った太宰府観光にしたいと思うのだ。
とりあえず駅の方にでも戻ろうか。
そんなわけで、どうにか人混みを抜けた。
もう本日の人混みに対する耐久力はゼロである。
歩いてきてよくわかったが、今の自分には静けさが必要だ……。
というわけで山に登ろうと思う。
静けさと自然とを同時に味わえる最高のアクティビティ。
それが登山である。
コンパクトシティたる福岡のいいところの一つが、わりとすぐに自然を味わえるところだ。
この太宰府も博多駅から約10kmくらいのものだが、その間にも自然はしっかり存在する。
太宰府の辺りには山がいっぱいだ。
そしてなにより、九州の山はクマが出ないので安心!!
そんなわけで、ここからはまた運動タイムといこう。
旅行は運動する良い機会なのだ。
果たして九州の山でどんな体験ができるのか。
次回へ続く……!!
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