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【転院】辿り着いたリハビリ病院は『楽園』だったのか…!?【病院食】

数多の書類記入や荷物チェックを終え、ついにリハビリ病院への転入が完了した。

一体どんな感じなのか、初日のレビューを書いていくとしよう……!


まず流れとしては、到着して早々に検査があった。

血液検査に始まり、心電図やらレントゲン撮影など、なかなかしっかりとチェックされる。

これがあるから「朝10時に来てくれ」と指示されていたわけだ。


また検査の間に、持ってきた荷物の個室への運び込みチェックがあった。

これは必要な物品があるのかの確認と、衣類などを部屋のタンスに入れて貰えるという素晴らしいサービスを兼ねているのだ。(怪しいものを持っていたらここで大変なことになるのだろう)


そしてここからは入院するにあたっての必要書類の記入、各担当者からの説明などなど、なかなかの時間がかかる。

すべてが終わる頃には到着から2時間以上は経っていただろうか。


そしていよいよ部屋に到着。 もちろん待望の個室である!!

注目の部屋の広さは……!


6畳間くらいかな……?


……いやまあ十分ではあるか。(想定ではもうちょっと広かったけど)

6畳といっても、洗面台やテレビ台、タンスなどの設備でそこそこ部屋が埋まっており、実際に動き回れる領域はさほど広いとは言えない。

車椅子を使う身としては正直狭めに感じてしまうのだが、基本的にベッドの上でしか過ごさないだろうから、まあ大丈夫だろう。


荷物をひっくり返してスマホの充電環境などを整えていると、昼ご飯の時間になった。

そう、入院生活にとって非常に重要なのが病院食の美味しさである。

以前いた急性期病院にこのリハビリ病院の経験者が居たことは記事に書いたが、実はその人から聞いていたのに書かなかった情報がある。

それは「あそこは飯がまずい」という情報だ。

記事に書かなかった理由としては、自分は他人の味覚をあまり信用していないのもあるし、これから数ヶ月世話になる場所の飯がまずいなど信じたくなかったのもある。

はてさて、真相はいかに……?


運び込まれてきた病院食
を見やる。

……ふむ、なるほど。

ではさっそく一口……


うまーーい!!!!


いやもう普通に美味しい。

リハビリ時間が増えるからなのか、メインのおかずのボリュームがアップしていて最高である。

(急性期病院の病院食は味に不満はなかったものの、おかずの小ささは残念に思っていたのだ)

このリハビリ病院の病院食は、味もボリュームも文句の付け所が無い。

こっちは念の為に『ちいかわふりかけ』を用意して備えていたのだが、良い意味で裏切られた。

(おいしい)

しかしやはり他人の味覚は信用できないのかもしれないな。

特に不味い系の情報は。


いや、もしかしたらあの人は「実は美味しい」というサプライズを仕掛けてくれたのだろうか……!?

(まあテンションが下がるサプライズは仕掛けないでほしいけど…)


なおその方が言っていた「高齢者ばっかり」というのはおそらく事実だ。

ちらっと見回っただけだが、9割以上は高齢者なんだろうなと思われる。

ただこれに関してはさほど気にしてはいない。
もう大部屋ではないし、日常で関わることはほぼないだろうから。

夜中に叫びだすとかそういうのさえなければきっと問題はない。


だがそんな患者とは真逆で、リハビリテーションを行う職員の方はとにかく若い人ばかりだ。

なんだか弾ける若さが伝わってきて「良いなあ…」と思ってしまう。

彼らはきっと自分より充実した20代を送っていることだろうから……。

いやなんか変なところでしんみりしてしまったが、回復期リハビリテーション病棟は基本こういう感じの年齢構成なのだろうか?

確かに人を支える筋力が要りそうだし、若いに越したことはないとは思うけども。

これはある意味で若い職員は婚活に適した環境といえるのやも……?


さて、他にも売店やら回線やら色々と語りたいことはあるのだが、それはおいおい語っていくとしよう。

とりあえず初日の感想としては、転院してよかったと思えている。

明らかに新しい建物だし、明るさ溢れる病棟だし、個室だし、ご飯は美味しいし……!! あ、あとリハビリも長くできるし!


前に居た急性期病院では「慣れた環境から移りたくねぇよ〜!」と言っている入院患者が居たりしたが、移ったほうがより良い環境に行けることだってあるのだ。

やはり自分の理想を追い求めるのって大事なんだなって……。


……なんか転職の体験談みたいだなと思いつつ、新しい生活にワクワクな自分なのだった。

ともあれ環境は素晴らしいのだから、ここでしっかりリハビリに励んで、期限内に凄まじいADLの改善を目指すぞ……!!

(覚えた言葉をすぐ使いたがる人間)


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aosagi
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