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【料理】食パン適性がないけど『懐かしのフレンチトースト』をつくる

食パンは良い。

焼けば当然美味しいし、焼かなくてもジャムやクリームを塗ればすぐ食べられるわけで、面倒くさがりな自分にはベストすぎる食べ物だ。


……だがしかし、

なんでそんな優秀な食べ物が期限切れで2袋も冷凍されているのだろうか……?

カチカチである

まあこれは安めの食パンだし、「絶品!!」なんて感想はまず湧かないわけだが、それでも「まあいいか」と思えるくらいのおいしさは一応あるのだ。

そして先述した手間いらずというのは素晴らしいメリットである。


それなのにこんな事になっているということは……

自分には”食パン適性がない”ということなのだろう。

解凍中

とはいえこの2つの食パンを廃棄するわけにもいかない。
買ったからにはしっかり消費しなければ。

一応これらは期限切れ直前に「せめて冷凍を!!」という感じで保存しておいたものなので、まだカビとかは存在しない……と思う。

まあ仮に存在してお腹を壊したとしても、休み中だからOKということで。


では春のパン祭りのスマートボウルに卵を入れ、早速調理開始だ。

今回はフレンチトーストを作っていく。


思えば子供の頃、稀に母が作ってくれたのがフレンチトーストなのだ。

それを自分で作る日が来るとは思わなかったが、実際どうやったらあんな美味しいものができるのかは気になるところ。

これも良い機会だと思おう。

なおレシピを見るとめっちゃ簡単である。

卵1個を溶き、
そこに牛乳50mlと砂糖(大さじ1.5)を入れて混ぜ、
さらに生クリーム50mlを入れて混ぜ、
バニラエッセンスを3滴ほどたらす。

もうこれで仕込み液は完成するのだ。

バニラエッセンスが大事らしい

では仕込み液をササッと作ったところで、これをアルミバットに入れてパンに染み込ませていく。

まあもちろんアルミバットなんてものは我が家に存在しないので、テキトーに食パンが収まりそうな皿を探し、その役目を負わせることに。

びちゃっ

なんだか画像だとちょうどいい皿に見えるが、実はこの皿は真ん中が盛り上がっているのであんまりよくない。

とはいえ他にいいものもないので、これで妥協しよう。

(今にして思えば、食パンを4つに切って平らなグラタン皿で染み込ませればよかったんじゃないかと気付いた)

さて、この液体を15分ほどかけてしっかりパンに染み込ませなきゃいけないらしいのだが、そんな時間は自分にはない。

それに自分の見たレシピでは4枚切りを使用していたのだが、自分が今使っているのは6枚切りだ。

なのでちょっとくらい短くてもOKだろう。……たぶん。

じゅわぁ…

で、フライパンにてバター(きっと10gだと信じている)を溶かしておく。

バターが良い感じに溶けたらパンを入れて、片面を中火で焼いていこう。

まず片面を焼く

ひっくり返したら、今度は弱火にしてもう片面を焼いていく。

今度は蓋をして、蒸し焼きにする感じで。

なにかの鍋の蓋を利用

そして何分焼いていたのか正直よくわからないが、良い感じになったところで加熱をやめると……!?


〜完成〜



ゴクリ…!

いやはや、こりゃ絶対美味い。

早く食べたい気持ちが抑えきれないが、ここにもうひと工夫を。

ポトッ…

追いバターである。


こりゃあ大変なことですよ……!?

ではいただこう。

懐かしのフレンチトーストの味はいかに……!?


(ハムッ…!)


うまーーい!!!


いつも通りの語彙力の無さだが、実際シンプルに美味い。

コンビニのフレンチトーストでは決して味わえない外側のカリカリ感と中のフワフワ感、そして出来立てゆえのホカホカ感

そこにバニラの香りがふんわりと鼻腔をくすぐり、まるでその……

パセラにいるみたいな……!


……いや、パセラのはハニトーだったか。

そしてそもそも自分はパセラになど行ったことがないのだ。


語彙力の無さを補おうと必死に足掻いた結果がこれである。

余計なことはしないほうがいい……!


さて、その後第二陣のフレンチトーストも焼きつつ、これはリピートもありだなと思えている自分がいる。

今回はレシピ通りやったので、生クリームが結構なお値段だったのがちょっと厄介だったが、もし濃いめの牛乳でそこそこの味が出せるのなら、それで良い気もする。

これは追加で実験していけば、面倒な自分でもOKなレシピが完成するかもしれない。

今回の料理は挑戦してよかったな……!


そんなわけで、自分にもできたフレンチトースト

とても簡単だし、かつての自分のように子供も喜ぶ料理だと思うのでお子さんがいる方にもオススメだ。

そしてなんだかんだで昔食べた経験は頭のどこかにしっかり残っていることが今回のフレンチトーストでよくわかった。


親が作ってくれたフレンチトーストの思い出」、今から残していこう。


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